村長ブログ(令和6年7月2日)
6月後半は、梅雨入りとなりました。
16日は、「白馬ロータリークラブ創立50周年記念式典」が開催されました。
1974年の結成以来、白馬ロータリークラブが半世紀にわたり、人びとに奉仕し、世界理解、親善、平和を推進し続け、数々の輝かしい実績を積み重ねてこられましたことに深く敬意を表し感謝申し上げます。
この数年も、白馬高校生のインターアクトや世界各国との留学生スキー交歓会などにお力添えを賜っており、次世代育成にもご尽力いただいております。
白馬ロータリークラブ様からは、この度、青少年育成のためのご寄附をいただきました。
大変ありがたく、心より感謝申し上げます。
17日は、全国の自治体トップ・職員・議員向けの情報媒体「自治体通信」の首長インタビューにこの度選ばれ、撮影と取材をいただきました。
就任以来、色々な媒体で取組活動を取材いただいており、大変ありがたく思っているところですが、いわゆる行政の専門誌にこうした早い段階で取り上げていただけることは、私自身、取組んでいることが行政視点から一定の評価と興味を持って客観的に認められていると認識でき、非常に嬉しく思い、日頃より白馬村の行政運営にご理解・ご協力いただいております皆様に感謝申し上げます。
発行は8月ごろの予定です。
20日は、アルペンスノーボードの全日本選手権で優勝を果たした大島ひなの選手が、村長室に報告にお越しくださいました。
大島選手は白馬村で育ち、ホームゲレンデである白馬八方尾根スキー場で腕を磨き、白馬高校を卒業して、大学生として今年の全日本選手権で優勝を果たしたほか、世界大会でもメダルを獲得するなど、シーズンを通して輝かしい功績を収めました。
この競技で白馬からオリンピックを狙える選手が活躍していることを大変嬉しく思います。
更に同日には、白馬村出身の切久保仁朗さんと切久保絆さん兄妹も、アルペンスキー全日本選手権大会で男女それぞれで優勝を果たした報告を、村長室に来てしてくださいました。
アルペンスキーは、冬のスポーツ競技で最も世界の壁が高いスポーツでもあり、白馬村から全日本選手権大会で優勝する選手が出るのは非常に嬉しく、それが兄妹同時という日本で60年ぶりの快挙で、本当に感激しています。
ここ数年で白馬高校を卒業した生徒たちが、多くの競技で日本のトップ選手として活躍していることを、大変誇りに思います。
21日は、エイブル白馬五竜にて、「とおみ尾根夏山安全祈願祭」が開催されました。
「五竜高山植物園」の本格営業もこの日から始まり、ゴンドラに乗ってゲレンデに大量に咲き誇る数多くの希少な高山植物を見ることができました。
この夏シーズンの賑わいと、山の安全を祈念しております。
23日は、大北消防ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会が開かれました。
白馬村は、昨年に続きポンプ車操法の部で、代表の南部分団が見事優勝を果たし、県大会への出場を決めました。
長きにわたる訓練に心から敬意を表するとともに、優勝のお慶びを申し上げます。
県大会での健闘をお祈りしております。
同日は、白馬国際教育フォーラム~学びのフェスティバル~が開催され、ゲストとして、長野県阿部知事とソニーグループ株式会社 北野副社長と共にお声掛けいただき、歓迎の挨拶をいたしました。
阿部知事のご挨拶やパネルディスカッションでのお話しからは、未来への教育に向けて必要な考え方やそれに対する熱意を強く感じ、またソニーコンピュータサイエンス研究所の代表取締役社長でもある北野副社長は基調講演において、AI時代の教育の未来についてお話しくださいました。
多様な個性や選択肢を大切にしていくこれからの教育におけるAIの在り方や活用について、学び考える機会となりました。
白馬村でこうした貴重なフォーラムを開催いただき、白馬インターナショナルスクールはじめ関係者の皆様とお越しいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
24日は、東京で公益財団法人日本交通公社の「マウンテンリゾート研究会シンポジウム2024」に登壇し、日頃から親しくさせていただいております野沢温泉村の森さんと、山ノ内町の平澤町長と共に、マウンテンリゾート地域における地域文化・山岳文化の創造と実践についてパネルディスカッションを行いました。
今年100周年を迎えた、野沢温泉スキークラブの事例をもとに、マウンテンリゾートが長くお客様にお越しいただける地域であるためには、地域で暮らす人たちが山やスキーの文化に親しみ、楽しみ、継承することが非常に重要との視点から、白馬村においても今年で105周年となる白馬山案内人組合や白馬村スキークラブの存在があることや、それら団体の永年にわたる取組事例の紹介をさせていただきました。
25日は、スノーボードの中埜杏美(なかのあずみ)選手が、シーズンの報告にお越しくださいました。
中埜選手はスノーボードの多くの競技で最年少記録を次々と塗り替えている白馬在住のジュニアの有力選手。
この冬は全日本ジュニアスキー選手権大会のスノーボードビッグエアの優勝はじめ、スロープスタイルやバンクドスラロームと数多くの種目・大会でジュニアの部だけでなくオープンでも優勝を果たしたり表彰台に立ったりと、大活躍されました。
スケートボードも得意で、前日にはちょうど白馬村の永原悠路選手が男子スケートボード・パークで白馬から初の夏季オリンピック出場を決めるという嬉しいニュースもあり、まさに白馬の若者たちの活躍が目覚ましい日々で、大変嬉しく思います。
26日は、白馬村上下水道事業経営審議会より、水道料金の改定について答申書を受け取りました。
人口減小や施設の老朽化などを背景に給水収益の確保に向け水道料金の引き上げが必要となっており、昨年4月に料金改定について同審議会に諮問しており、この度慎重な検討を経て、答申をまとめていただきました。
新料金体系を現行の用途別から口径別に改め、水使用の有無にかかわらず徴収する基本料金を口径ごとに設定し、引き上げることや、給水収益総額で3割の増額改定、および月の使用水量5立方メートルまでを基本料金に含めている基本水量制は「廃止することが適当」との内容をいただきました。
改定されれば40年ぶりとなりますが、持続可能な地域づくりのため、答申内容を重く受け止めて、しっかりと参考にして検討していきたいと思います。
30日は「Fancy Free Dance Battle」が開催されました。
2019年の台風、2020年のコロナによって、二度の中止からの4年越しの開催となった本イベントは、各地からトップダンサーが白馬に集結するダンスイベントのファイナル。
長野オリンピックレガシーであるウィング21において、この夏のパリ五輪で新種目となるブレイキンも含むこうしたダンス競技の大会が開催されるのを、とても特別に感じ嬉しく思います。
開催いただきました関係者の皆様、白馬にお越しいただきました皆様、ありがとうございました。
もうしばらく梅雨の時期が続く予報です。
線状降水帯の発生等による災害への備えを、くれぐれもよろしくお願いいたします。
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更新日:2024年07月02日