広報はくば10月号

広報はくば10月号 page 9/12

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特定健診白馬村の健康Vol.48健康福祉課体ヘモグロビンエーワンシー先月号では、過去1~2ヶ月の血糖値の状態が分かる『HbA1c』について、白馬村では血糖値が高めの方が多いという状況をお伝えしました。では、そもそ....

特定健診白馬村の健康Vol.48健康福祉課体ヘモグロビンエーワンシー先月号では、過去1~2ヶ月の血糖値の状態が分かる『HbA1c』について、白馬村では血糖値が高めの方が多いという状況をお伝えしました。では、そもそも血糖値というのは…。イに負担をかけやすい糖、かけにくい糖『糖』は体を動かすため、生きるために必要不可欠なもので、私たちの体(血液)はいつでもだいたい同じくらいの糖があるように調節されています。体を動かすとエネルギーとして糖が使われるので、成人では1日に200~250gとる必要があると言われています。しかし、ひとえに糖をとる(食べる)と言ってもその全てを砂糖としてとればよいわけではありませんよね?◆吸収の早い糖(体に負担をかけやすい糖):砂糖(糖質99.9%)、果物(10%程度)、アルコール(5%程度)◆〃遅い糖(体に負担をかけにくい糖):ご飯(32%)、いも(17%)糖分の割合は同じでも吸収の早い糖だと、体の中すなわち血液の中の糖=血糖値が急上昇します。食べたり飲んだりすることで血糖値が上がると、食べる前とだいたい同じくらいの血糖値になるように体は血糖値を下げて元に戻そうとします。このとき血糖値を下げるのが、体で唯一出される貴重なホルモン『インスリン』です。ンスリンって?インスリンは一生で体に出される量が限られており、60歳を過ぎると若い頃の2/3にまで生産量が減ると言われています。となると…一度にたくさんのインスリンを出したり、だらだらと出してしまうことなく、コツコツと効果的にインスリンを出して糖を下げていった方が、長い目で見たときに血糖値を抑えることができますよね。でも私、甘いものやジュース、お菓子はほとんど食べないんだけど、というあなたは…。体に入った糖は、1肝臓→2筋肉→3脂肪という順で処理されていきます。1肝臓に脂肪がいっぱい(脂肪肝)だったり、飲酒が多い(肝臓がお酒の処理に追われている)と…2筋肉で糖を消費することがない、運動しないと…3余った糖を貯めておく脂肪細胞もいっぱい、これ以上太れなくなってしまうと…糖が血液の中にたまってしまい、血糖値が高い状態が続いてしまいます。体に必要な糖でも、余るといろいろなものにくっついて、体の中で悪影響を及ぼしてきます。これが「糖尿病」という病気です。限りあるインスリンを有効に使っていくために★ゆっくりよく噛んで、野菜から食べて糖の上昇をゆるやかに★食べたら動く、筋肉で糖を消費する★食べて飲んですぐ寝ない、寝ていては糖の消費が限られてしまいます高齢者のみなさんへインフルエンザ予防接種費用を助成しますインフルエンザはウイルス感染によっておこる病気で、主な症状として、高熱・頭痛・筋肉痛・全身倦怠感・のどの痛みなどがみられます。通常のかぜと比べ症状が重く、全身症状も顕著に現れます。そのため、高齢者が罹ると肺炎を併発したり、持病を悪化させたりします。村では、予防接種費用の一部を公費負担致しますので、この機会に予防接種をお受け下さい。◆対象者:白馬村に住民票を有する方で、次のいずれかに該当する方1平成26年1月31日現在65歳以上の方(但し、65歳の誕生日以降に接種して下さい)2平成26年1月31日現在60歳以上65歳未満の方で、呼吸器機能・心臓機能・腎臓機能障害の身体障害者手帳1級をお持ちの方、1級に相当する方◆費用:予防接種を受ける際に、自己負担分千円を医療機関でお支払い下さい。(1人三千円を公費で負担します)※予防接種費用公費負担は期間中1回に限ります。◆接種期間:平成25年10月1日~平成26年1月31日◆予防接種の方法:村内の医療機関で接種できます。なお、希望者は各自で医療機関に予約をして下さい。※ご不明な点は、白馬村役場健康福祉課保健係までお問い合わせ下さい。9