ブックタイトル広報はくば1月号

ページ
2/12

このページは 広報はくば1月号 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報はくば1月号

2謹賀新年新年あけましておめでとうございます。村民の皆様には、お健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。早いもので、村政の舵取りをお預かりし、本年は任期最後の年となります。新年を迎え、決意を新たに、村政運営に臨みたいと思っております。昨年はスキー伝来100年という年に当たり、2月8日を「白馬スキーの日」として制定し、多彩なイベント等を行ってまいりました。今後とも自然環境を保全していくとともにスキーなどスノースポーツが、誰からも愛され親しまれる環境づくりを進めながら、スキーの歴史を重ねていけるよう、関係機関や地域の皆様のお力をお借りしながら、更なる魅力づくりに努めてまいります。一昨年から問題視されてきました公共下水道受益者負担金につきましては、行政に対する村民からの信用を大きく失墜させることになり、誠に申し訳なく思っております。現在、公共下水道事業受益者負担金事務改善報告書を作成しているところであり、完成の折には行政ホ-ムページ、広報等で公表するとともに、住民説明会も開催してまいりたいと考えています。今後は、このような事態を未然に防ぐことができなかった組織体制や職場風土など様々な問題に対し、再発防止に向けて対策を講じ、二度とこのような事態を引き起こさないよう職員が一丸となって、一日も早く村民の皆様の信頼を回復できるよう努めてまいります。長引く景気の低迷、消費税率の引き上げなどから、今後も厳しい財政状況が予想されますが、引き続き健全財政の維持に努め、世界に誇る山岳自然環境とその景観を守り、訪れる人々と村民がともにその価値を享受できますよう、農業と観光のみならず他産業との連携も模索し、まちづくりや生涯学習活動などあらゆる分野と関連性を持った取組として広め、新しいむら「むらごと自然公園・白馬」の実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、引き続き村政へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。皆さんご存知の通り本年長野県では、県民共通の財産であり、貴重な資源である「山」を守り育てながら活かしていく機運の醸成の機会として、長野県独自の「山の日」を7月第4日曜日に定めることとしております。この「信州 山の日」が制定されれば、県並びに関係機関等と協力、連携して新たな取組を推進してまいりたいと考えています。この、2月7日から4年に一度の冬季オリンピックがロシアのソチで、引き続き3月7日からパラリンピックが開催されます。白馬村に関係する選手の方々のご活躍をご祈念申し上げますとともに、大会期間中、横断幕の掲出やパブリックビューイングを行い、村民に勇気と感動をもたらす、記憶に残る大会になりますよう熱い応援をしてまいりたいと考えています。結びに、村民の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新春のご挨拶といたします。新年明けましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。私ども白馬村議会議員は、昨年、改選となり、新しい陣容で新しい議会がスタートしました。より良い村づくりを実現するために、全力を尽くしますので、村民の皆様のご支援を賜りたいと存じます。さて、昨年末は降雪に恵まれ、スキーを中心とした観光が基幹産業である当村にとって最高のスタートとなりました。今後も順調な降雪と、大勢のお客様がおいでになることを期待しています。また、安倍内閣の政策アベノミクスが実行され、三本の矢が次々と放たれました。円安・株価上昇などの経済成長路線を敷いています。大都市部では、好景気の兆しがあるということですが、農村部では未だに不景気で、白馬村には都市部の好景気感が伝わってきません。日本全国が観光地と化した今、競争が激しく、また都市部の方々の意識や行動が多様化しているので、お出かけいただくお客様の数が伸びないのが気がかりです。その一方で、オーストラリアやアジアの資本の進出は引き続き盛んです。外国からのお客様は相変わらず多く、村内をにぎわせています。その分、文化・習慣の違いによる行動や迷惑行為が増えているといわれています。対策は講じられていますが充実させて行きたいものです。さて、昨年の秋に栂池パノラマ橋が供用開始となり、日常生活だけでなく広域観光にも期待されています。また同様に「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路」の早期実現も望んでいます。そして、昨年は「ゆるきゃら」「イメージキャラクター」が話題となり、全国どこでも観光戦略として掲げ、白馬村も「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世」がイベントに出没し、活躍しました。下水道受益者負担金の未収金問題では村民の行政に対する信用の失墜は甚だしく、早急に信頼を回復しなければないと思っています。その他に、村税等の滞納やごみ処理の関係、新しい農政、教育、福祉、医療など問題は山積しています。ここで夢のある話題を一つ。2020年に東京でオリンピック・パラリンピックの開催が決定しました。白馬村議会は招致活動を支援する決議を行いましたので、喜びもひとしおです。成功するよう支援し応援します。さて私たち議会も活発に活動しなければなりません。一生懸命頑張りますので、村民の皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。皆様にとって新しい年がより佳き年でありますよう祈念しまして、新年の挨拶とさせていただきます。白馬村長太田 紘熙白馬村議会議長横田 孝穗