ブックタイトル広報はくば11月号

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概要

広報はくば11月号

 「障害者週間」は、平成16年6月の障害者基本法の改正により、国民の間に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深め、障がい者があらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、「障害者の日」(12 月9 日)に代わるものとして、「国際障害者デー」である12 月3 日から、12 月9 日までの1週間が設定されました。この一週間は、障がい者に対する理解と認識を深め、障がいのある人も、ない人も、ともに暮らせる社会の実現に向かって一人ひとりが考える週間です。 国は、団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に、〈高齢者が重度の要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることを支えるためのシステム〉として、地域包括ケアシステムの構築を進めています。 地域包括ケアシステムは、(1)医療 (2)介護 (3)介護予防 (4)住まい (5)生活支援サービス の5つの構成要素を一体と考え、高齢者が住んでいる日常生活圏内で、高齢者の希望に合わせて切れ目ない支援をしていく事を目的にしています。同時に地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていく事ともしています。地域の人たちも『自助・互助・共助・公助』を意識して、地域包括ケアシステムを進めていかなければなりません。 また、今後増えるであろう認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムは重要になっていきます。平成25年10月現在の村内の高齢化率は26.5%、平成26年9月現在の村内の要介護認定者は438人となりました。12月3日から9日は「障害者週間」です。大北圏域障害者総合支援センター「スクラム・ネット」出張相談障がいに関する出張相談の開催について~どんなことでもお気軽にご相談ください~ 大北圏域障害者総合支援センター「スクラム・ネット」では、右記の日程で白馬村での出張相談を実施します。障がいに関するあらゆるお悩みごと、お困りごとに対し、専門的な知識を持った担当者が相談にあたります。障害者手帳等をお持ちでなくても相談できますので、お気軽にご利用下さい。○地域包括ケアシステムの5つの構成要素(住まい・医療・介護・予防・生活支援)をより詳しく、またこれらの要素が互いに連携しながら有機的な関係を担っていることを図示したものです。○地域における生活の基盤となる「住まい」「生活支援」をそれぞれ、植木鉢、土と捉え、専門的なサービスである「医療」「介護」「予防」を植物と捉えています。○植木鉢・土のないところに植物を植えても育たないのと同様に、地域包括ケアシステムでは、高齢者のプライバシーと尊厳が十分に守られた「住まい」が提供され、その住まいにおいて安定した日常生活を送るための「生活支援・福祉サービス」があることが基本的な要素となります。そのような養分を含んだ土があればこそ初めて、専門職による「医療・看護」「介護・リハビリテーション」「保健・予防」が効果的な役目を果たすものと考えられます。 これから先、私たちが住み慣れた自宅で、思い思いの生活を続けるために、「どうすればいいか?何ができるのか?」と、皆さんが考える機会を持っていただければと思います。 地域包括支援センターは、高齢者の皆様の介護・権利擁護などのご相談に応じ、秘密は厳守いたします。開催日 : 12月5日(金)時 間 : 13:30~15:30場 所 : ふれあいセンター2階福祉相談室相談員 : 西澤先生大北圏域障害者総合支援センター      「スクラム・ネット」  電話26-3855役場・健康福祉課福祉係 85-0713(直通)お問合せ先・ご予約地域包括ケアシステムを知っていますか?出典:平成25年3月地域包括ケア研究会報告「地域包括ケアシステムの構築における今後の検討のための論点」地域包括ケアシステムの捉え方お問合せ:白馬村地域包括支援センター 電話 72-66679