ブックタイトルはくば12月号

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概要

はくば12月号

くじらの町 和歌山県太地町プ競技場、山とスキーの資料館などを見学いただき、昼食にはガレットをご賞味いただきました。白馬村を知っていただくことで、今後さらに深い親交が期待されるところです。■くじらの町へ訪問 11月11 ~ 13日の日程で「くじらの町行き 白馬村民号」と題して、下川村長はじめ一般公募の村民ら39名が太地町を訪問しました。太地町に到着すると三軒太地町長らから歓迎を受けました。くじらの博物館ではイルカとのふれあいやくじらの餌やり体験のほか、捕鯨の歴史、くじらの生態について説明を受けました。 太地公民館に会場を移して開催された夕食交流会では、所狭しと並んだ料理の数々。くじら料理、寿司、刺身、地酒などなど。伝統芸能であるくじら踊りや獅子舞の披露、マグロの解体ショーも行われ、太地町の過分なるおもてなしに村民は恐縮しっぱなしでした。■くじらの町行き村民号に参加して栗山晶子 この旅は幸せな旅でした。ただこの一言に尽きます。太地町の皆様のご親切は心に沁み入りました。温かいぬくもりをいっぱいいただきました。「海は広いな大きいな」の小学唱歌のとおり、海辺の町で暮らす皆様の心の大きさ豊かさを、しっかり学ばせていただいた旅でした。この旅に参加できたことに感謝です。くじらの生命をいただいて、今の私たちがあったのでした。子どもの頃のくじらの味を「くじらづくしの料理のおもてなし」から思い出し、懐かしみました。とても美味、捨てるところのない料理は見事でした。一方、舞台でのくじら踊り、獅子舞の勇ましさ、また次世代を担う子の育成にも力を注いでおられる姿にも頭が下がりました。目先のことにとらわれず、大きな視野に立ち、町の発展向上に努力しておられる様子が一人ひとりの方の言葉に伺えました。くじらの生きてきた歴史の説明や、くじらのショーなど、本では知り得ないことも学芸員や飼育係の人の案内で知りました。くじらは賢い哺乳動物です。人間は負けるかもしれません。豊かな風土と文化を大切にしておられる姿に頭が下がりました。子ども達の交流も盛んに行われています。今後も仲良く友情を深め、互いにその良いところを学び合い、発展していきたいものです。良く理解し合うこと、さらには以前にも増して交流の輪を大きくしていきましょう。■これから 今回、お互いの町村に訪問することで、相互理解がより深められることとなりました。姉妹都市提携を調印するにあたり、当初の目的でありました『山海交流』が、引き続き盛んに行われることを願ってやみません。これからも姉妹都市交流事業にご理解とご協力をよろしくお願いします。今年11月2日に太地町で開催された「くじら祭り」に出店。切久保そば打ち倶楽部や道の駅白馬、ハピアとともに祭りを盛り上げた。岩岳を会場に白馬北小と太地小がスキー交流を続けている。太地町のご厚意により参加者みなイルカにタッチ。両町村合わせ約80名で行われた夕食交流会。大漁旗が掲げられ、海の町の雰囲気が漂う。歓談の間には伝統芸能であるくじら踊りと獅子舞が披露された。し9