ブックタイトル広報はくば3月号

ページ
9/12

このページは 広報はくば3月号 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報はくば3月号

2館報はくば Vol.466村人のひろば『尾花踊りを踊って』 塩島区  塩島くるみ 私の住んでいる白馬村の川北地区には『大林諏訪神社例大祭』という秋の大きなお祭りがあります。おみこし・からもち・ほうのう踊りなどの神事を、代々地元の子どもたちが担当しています。今年、ほうのう踊りの1つである『尾花踊り』が私の地区の担当になりました。私は何年も前から順番が回ってくることを楽しみにしていました。 尾花踊りは、ススキと扇子を持って踊ります。本番前の5日間、毎日夜練習をしました。踊りの先生は『代々続く大事な踊りなので、振りや姿勢が変わってしまってはダメなのよ!』と、きびしく教えてくれました。練習をしていくうちに、歌詞の意味がなんとなく分かるようになって、みんなとのふりも合っていきました。本番は着物やかんむりも付けるので、色々心配なまま、お祭りの日になりました。 お化粧をして、着物を着て、私達もお母さんたちも緊張して出発しました。 途中、山車にのって神社に向かいました。神殿の祭典に参列して、お参りをしました。 いよいよ、踊りの本番です。朝からの緊張が、一段と高まってきました。(お客さんがたくさんいるから、失敗しないでできるかなぁ?)ドキドキしたまま舞台に上がり、歌が始まりました。無我夢中であっという間に終わってしまいましたが、気が付いたらもう目の前が、拍手でいっぱいでした。踊りの先生や、お母さんたちにたくさんほめてもらい、とっても嬉しかったです。 めったに経験できない踊り子をやらせてもらったので、よかったです。いい経験になりました。これから先も、尾花踊りが変わらずに続けばいいなと考えます。 このひろばは、現在そして未来の村民のために、何をしたら良いか、あるいはしてはいけないのか、村民の意見や日頃感じていること、聞いてもらいたいこと等を交換し合う場として開設しております。 このページは、読者である皆さんのページです。ご応募お待ちしております。 なお、原則として誹謗中傷等は掲載いたしません。また、筆者の匿名は認めません。■原稿の受付・問合せ 白馬村公民館 85-0726(直通)戦争体験の手記を集めています。 今年は戦後70 年の節目を迎えるにあたり、戦争の悲惨さを後世に伝えるため、戦争の手記を募集します。 内容は肉親から聞いた戦争の内容や、ご自身で経験された事を原稿用紙5 枚程度にお書きいただくか、データーで5 月31 日までに公民館(kominkan@vill.hakuba.lg.jp)にお送り下さい。 村外から移住されて来た方もご協力をお願い致します。