ブックタイトル広報はくば4月号

ページ
13/20

このページは 広報はくば4月号 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報はくば4月号

13地域に愛され世界に誇る 白馬高校魅力づくり(1) ~存続の道へ~全校生徒数が2 年連続で160 名を下回り、長野県教育委員会の高校再編基準に抵触した白馬高校ですが、これまでの取組みや今後の地域支援案を受け、存続の方向で検討されることとなりました。国際観光科(仮称)の設置や全国募集について6月の県教委定例会で最終的な決定がされます。Q.なぜ存続させる必要があるの?A.地域から高校が無くなると、若い人たちが地域に  定着しないため、人口流出が止まらないだけでな  く、Uターン・Iターン者も少なくなるため、過疎  化・高齢化が急速に進みます。人口減少社会にお  いて、「高校の存続」は「地域の存続」に直結する  問題です。Q.これから白馬高校はどうなるの?A.存続がゴールではありません。地域に愛され住民  が誇れる白馬高校であり続けるために、多岐にわ  たる魅力づくりを検討していきます。1.国際観光科(仮称)の設置 世界水準の山岳観光地の将来を担う人材を育てるために、地域の人材等を活用しながら、英語力・異文化理解・おもてなし精神等を習得する学科を設置します。2.公営塾の運営 生徒が希望する進路を保証するために、地域が塾を運営します。進学のための学力向上や英会話力強化はもちろん、地域を愛する心を育てる「地域学」、進学・就職について見つめ直す「キャリア教育」、その他社会が求める能力の習得や生徒が望む学びを支援します。3.生徒の全国募集 5 年後、10 年後の地域の子どもの減少を考慮し、2クラスを維持するために生徒の全国募集を実施します。全国募集に必要となる寮の運営も行います。白馬高校魅力化の一例上記のほかICT 教育や留学支援についても検討しています。お問合せ 白馬高校魅力化プロジェクト事務局 (白馬村役場 総務課) 電話:72-7002公開授業のお知らせ 白馬高校では、次のとおり公開授業を実施します。 白馬高校の様子を住民の皆さんに知っていただく機会ですので、お気軽にお越しください。日にち:4 月25 日(土)<内容>8:45 ~ 9:35  各学級の通常授業9:45 ~ 10:45 KAKEHASHI Project 帰国報告会(体育館)10:45 ~ 11:35 藤岡慎二氏講演会(体育館)       「答えがない時代に飛び込む君たちへ」 多くの皆さんのお越しをお待ちしております。 教育現場で推薦・AO入試対策やキャリア教育、社会人基礎力の指導にあたりながら、教育を通じた地域活性化に全国各地で取り組んでいる藤岡氏に「好きなことをするためのヒント」についてご講演いただきます。 白馬高生12 名が3 月に約2 週間に渡りアメリカでホームステイしながら行ったプレゼンデーションや学校交流事業を報告します。 各教室で行いますのでご自由にご参観ください。新入生を迎えました 4 月6 日(月曜日)に白馬高校の入学式が開催されました。今年度は67 名の1 年生を新たに迎え、全校生徒数は170 名となり、7 年ぶりに増加に転じました。               生徒一人ひとりの個性を尊重して3 年後に胸を張って送り出せるよう、白馬・小谷の両村で学校の魅力づくりに取り組み、地元に愛される地域高校を目指しますので、皆様の支援をお願いします。 入学式では、新入生代表の水嶋さんが「仲間と共に勉学や部活動に精一杯励み、何事にも積極的に挑戦し、多くの経験を糧にして自分の可能性を広げたい」と入学に際しての想いを誓いました。