ブックタイトル広報はくば5月号

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概要

広報はくば5月号

マイマイガの越冬卵除去とふ化幼虫の防除について 昨年、大発生した「マイマイガ」は、果樹などの幹やほ場周辺照明灯近くの建物の壁などに産みつけられた卵塊で越冬し、早いところでは4月中旬からふ化が始まります。今年の農作物への被害をゼロに抑えるため、越冬卵(卵塊)の除去とふ化幼虫の防除を実施しましょう。◆越冬卵(卵塊)の除去 初期密度の低減がマイマイガ防除で最も有効な手段です。 雌成虫は光に集まる習性があることから、街路灯や住宅近くの果樹や建物の壁、庭先の果樹・庭木などを中心に、越冬卵の有無を念入りに点検します。一つの卵塊から数百匹の幼虫が発生しますので、ふ化前に取り除くよう、除去作業を徹底しましょう。-注意- 越冬卵を除去する際に鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり、目に入ったりすることがありますので、マスクやゴーグル、手袋を着用するとともに、作業が終了したら衣服を着替えるなどの注意が必要です。◆ふ化幼虫の防除 ふ化幼虫は茶色から黒色の5mmほどの体長で、ふ化直後は卵塊上に固まっていますが、糸を吐いてぶら下がり、風にのって分散していきます。 ふ化幼虫は毒毛があり、直接触れると炎症を起こすため、発見した場合は、直接手でつぶさず、ガムテープなどに貼り付けて除去します。幼虫を捕殺する場合は、ふ化幼虫でなくても毛が刺さる場合があるため、ビニール手袋を着用するか、火箸等で捕獲しましょう。 薬剤防除はこの時期に行うと効果的です。幼虫が脱皮を繰り返し、大きく成長すると農薬の効果が劣りますので、早めに防除を行います。 ただし、栽培している作物により使用できる農薬が異なります。農薬の選定や倍率、収穫までの使用可能日数や使用可能回数などの使用方法については、お近くのJAや農薬販売店、または北安曇農業改良普及センターまでご相談ください。 なお、薬剤散布にあたっては、周辺環境に配慮し、目的の農作物以外にかからないように十分にご注意いただきますようお願いします。北安曇農業改良普及センター卵塊ふ化幼虫信州大学との連携協定を締結しました 白馬村は信州大学との間で連携協定を締結することを決定し、4月21日に下川村長と山沢信州大学学長が出席して協定書の調印式を行いました。 最近の信州大学との連携事業の進展から、平成18年より信州大学山岳科学研究所との間で締結していた連携協定を、信州大学全学との連携協定に発展させたものです。連携協定に基づく主な連携事項は次のとおりです。 ①防災及び環境保全に関すること、②スポーツの振興に関すること、③地域振興に関すること、④学術研究に関すること、⑤教育及び人材育成に関すること 特に、震災に伴う神城断層のメカニズム解明と防災教育の充実(防災及び環境保全に関すること)、ナショナルトレーニングセンター(長野五輪施設)の有効活用と選手強化、競技力向上の方策等(スポーツの振興に関すること)については、双方の連携による早急な事業推進を予定しています。 今後は、地域の振興や人材の育成に関する取り組みなどを両者が連携して進め、白馬村と信州大学双方の発展に貢献していきます。3