ブックタイトル広報はくば201511月号

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概要

広報はくば201511月号

○あれから一年を迎えて・・・神城断層地震から一年特集長野県神城断層地震について 冬が近づき、本格的なスキーシーズンをこれから迎えようとしていた三連休の初日、激しい揺れが白馬村を中心に県内各地を襲いました。長野県神城断層地震の発生です。 村内では、家屋や寺社など多くの建物が倒壊し、電気や水道といったライフラインが止まるなど大きな被害が出ました。 間もなく一年、村内のおちらこちらで本格的な復旧が進み、以前の様子を取り戻しつつあります。倒壊した建物は、その多くが撤去され、跡には新しい建物が建てられたり、そのまま空き地としての姿を残したりしています。また、地震の前と街並みが大きく変わったところもあり、改めて被害の大きさと一年という時間の長さを感じます。○振り返り、そして希望ある未来へ 普段の生活を取り戻し、日常を過ごす中で、私たちの記憶から消えかけていることもあるのではないでしょうか。「電気やガス・水道が使えることのありがたさ」、「ご近所の方々と普段からのコミュニケーションをとって、万が一の時には協力し、助け合うことの大切さ」、「家族内での避難場所の確認や非常食などの防災グッズを普段から備えておくことの難しさ」。地震の発生直後に感じていたことが、どれだけ皆さんの心の中に残っているでしょうか。 長野県神城断層地震は、私たちが「当たり前」だと思っていたことや、気に留めていなかったことに改めて目を向けるきっかけを与えてくれ、白馬村民にとって貴重な経験となりました。今回の特集では、震災から学んだことをもう一度振り返り、これからの白馬村の復興を村民全員で考えていていければと思います。3発生状況発生日時平成26 年11 月22 日 午後10 時08 分頃震度最大6 弱 (マグニチュード6.7)震源地長野県北部 深さ5km被害状況(平成27 年10 月31 日現在)人的被害けが 23 人(重傷 3 人  軽傷 20 人)住家被害全壊 42 棟大規模半壊 13 棟半壊 22 棟一部損壊 164 棟避難状況(平成27 年10 月31 日現在) 避難指示9 世帯 20 人応急仮設住宅【飯森グラウンド】(平成27 年10 月31 日現在)入居者数26 世帯 75 人見舞金・義援金受付状況(平成27 年10 月31 日現在)見舞金181 件 24,365,279 円義援金2,363 件 85,472,462 円