ブックタイトル1603はくば

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概要

1603はくば

「白馬村学校給食施設検討委員会」から検討結果報告書が村長に提出されました 老朽化した白馬村学校給食調理施設の更新について、学校関係者やPTAの代表者をはじめ、各種専門家の皆さんによる「白馬村学校給食施設検討委員会」において平成26年度末より約1年、7回にわたる検討を重ねていただき、この2月16日(火曜日)に白馬村長に対して検討結果の報告書が提出されました。 また、この期間中には全村を対象とした説明会やPTAの要望による説明会、全戸配布によるアンケート等も実施していただき、議論を重ねていただきました。 今後はこの検討結果を受けて白馬村として村内の学校給食施設をどのように更新していくか白馬村議会を含めて議論を深めて参ります。▲供用開始から今年で32年を経過する白馬村学校 給食共同調理場(昭和59年建築)▲供用開始から今年で23年を経過する白馬南小学校 給食調理場(平成5年建築)■以下は「検討結果報告書」主要部分の抜粋です。報告書全文は白馬村行政ホームページにて閲覧可能ですのでご覧ください。 はじめに、各種検討を行った結果、白馬村学校給食共同調理場については主として施設の老朽化に起因して新築により施設の根本的更新が必要となっている。 また、白馬南小学校給食調理場についても経過年数は共同調理場ほどではないものの現在の衛生基準に照らした場合、また将来にわたる投資的経費を考慮するとその課題は大きく、早急な改善を要すると判断できる。 ①白馬村学校給食共同調理場を更新する場合、同一敷地での更新は児童生徒への弁当対応等、保護者の負担増が懸念されることから新しい敷地を確保して新築することが望ましい。将来的な小中学校の統廃合を視野に入れた場合、配送の関係や用地確保の可能性、食育環境等から考慮すると現在の白馬中学校に併設することが理想である。この場合には施設の規模を全小中学校や義務教育範囲外へ拡充して欲しい要望も村民アンケートの中に見られた。 ②白馬南小学校の自校給食方式は、主に保護者から非常に高い評価を得ている事が伺えるが、少子化という視点、施設の老朽化による投資的な視点、村内全小中学校の児童生徒にとって給食という基礎的教育環境の平等、平準化という視点などから施設の見直しが必要である。経済面からしても南小学校の給食施設を基準に見合うよう大規模改修すると改修経費に対して国の助成等が寡少であり、村独自の財政措置が大変厳しいものとなる。ゆえに児童数の減少等も併せて考慮すると現状維持を基本とした運用を継続することがやむを得ないものと考えられる。ただしこの場合には先行して施設更新を行った共同調理場との間に設備、衛生基準への適合面を主として大きく差が出てしまい、視点論点の違いはあるものの、一般的に見ると先に記述した基礎的教育環境の平等、平準化という面で大きな施設格差の生じる可能性がある。  ③各方式における施設更新については経費面、食育面等それぞれの視点によりメリット、デメリットの存在が資料等により伺えるが給食施設の建設に係る費用、また施設維持に要する費用が県内先進事例からも相当大2