ブックタイトル1612hakuba

概要

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～震災から二年を迎えて～　平成26年11月22日に発生した長野県神城断層地震から二年が経過しました。復旧復興の取り組みを進めてきた中で、白馬村は「地域の絆」による防災・減災のモデルとなり、全国各地から視察に訪れていただいており、村民が一体となって乗り切った震災対応には一定の評価をいただき、大変誇りに感じております。　この二年間、国や長野県、そして全国、世界中の方々や企業、団体などの皆様から、見舞金や義援金、救援物資の提供、人員の派遣など、温かいご支援をいただいたこと、村内外のボランティアの皆様から大きなお力添えをいただきましたこと、改めて心から厚く御礼申し上げます。　そして、11月25日には今年の5月から建設を進めてまいりました震災復興村営住宅が竣工となり、震災復興の大きな一つの節目を迎えることができました。　被災されて仮設住宅に入居されていた方や村外に避難されていた方は順次入居を始め、以前の生活を取り戻しつつあります。また、本格的な冬を迎える前にこうして早期竣工が実現し、関係者の方々には深く感謝を申し上げます。　本村は今年で村制施行60周年という節目を迎え、神城断層地震を経験した記憶と、そこから得た教訓を風化させないために震災記録誌とDVDを制作いたしました。　今後は、震災以前よりも増して活気にあふれた白馬村を目指して取り組んでまいりますので、村民の皆様にはより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。平成28年12月19日白馬村長　下川　正剛2