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概要

広報はくば9月号

13○あなたに知ってほしいこと重度の身体障がいと重度の知的障がいなどが重複している最も重い障がいです。自分で日常生活を送ることは困難であり、自宅で介護を受けたり、専門施設などに入所したりして生活しています。口の動きや目の訴えなどで意思を伝えますが、常時介助している人でないと理解しにくいです。また、医学的管理が無ければ、呼吸することや栄養を摂取することも困難な状態を「超重症心身障がい」といいます。?姿勢  ほとんど寝たままで自力で起き上がれない状態が多く、座るのがやっとです。?移動  自力での移動や寝返りが困難で、車椅子などで移動を行います。?排泄・入浴  全て介助が必要となります。また、オムツを使っていることが多いので、同性の介助が原則となります。?食事  自力ではできないため、スプーンなどで介助します。誤嚥を起こしやすいです。また、通常の食事が食べられない方は、細かく刻んだり飲み込み易いようにトロミをつけたりします。外食時にはハサミやミキサーの貸し出しがあると助かります。?コミュニケーション  言語による理解が困難です。声や身振りで表現します。常時介助している方でなければ理解が困難です。コミュニケーション専用の機材を利用することもあります。?健康  肺炎や気管支炎を起こしやすく、てんかん発作を起こす方も多いため、いつも健康が脅かされています。たんの吸引が必要な方も多いです。?趣味遊び  音楽、散歩、おもちゃ、ムーブメントが好きな場合が多いです。?超重症心身障がい  超重症心身障がいがある方は、水分と食べ物を鼻から胃へ注入する管をつけたり、呼吸がうまくできないため人工呼吸器をつけたりしています。このような障がいのある方は常に医師の管理が必要なため、外出することが難しい現状です。◯こんな配慮をお願いします。?どんなに重い障がいがあっても真剣に生き  ている命を守ってください。  どんなに障がいがあっても必ず内に秘めた能力を持っています。その力が周囲の人々に大きな勇気や希望を与えます。?困っていそうなときは、声をかけてみましょう。  車椅子やストレッチャーでの移動時に人手が要りそうなときは、介護している方に声をかけてみましょう。また、人工呼吸器などの医療機器のアラームが鳴っているときは、速やかに介護している方に知らせましょう。【重症心身障がいって何!? 】障がい福祉ってなんだろうNo.6 お問合せ 白馬村役場健康福祉課福祉係 電話:85?0713シリーズ認知症や知的・精神障がい等によって、財産や様々な契約を自分ですることが難しい方々の権利を守り、支援するために「成年後見制度」があります。成年後見制度は身近な制度でありながら、理解しづらい部分もあります。「親亡き後のため、自分のため、家族のために知っておきたい」等成年後見制度の役割や利用方法を学び理解を深めるとともに、活用を考えていただければと思います。?開催日時・場所  平成29年10月6日(金) 午後1時?3時30分  大町市総合福祉センター2階大会議室 申込締切:平成29年9月25日(月) ?内容  テーマ:「やさしくわかる成年後見制度」  講師:長野県弁護士会 弁護士 塩野悠子氏?参加費:無料?参加者:障がいを持つ子を抱えている親族の方等?定員:概ね60名(申込順)?申込方法:役場健康福祉課及び白馬村社会福祉協議会の窓口に備付けの「参加申込書」に必要事項を記入の上、FAX または郵送にて北アルプス成年後見支援センターにお申込みください。  詳細は左記にお問合せください(社)大町市社会福祉協議会北アルプス成年後見支援センター〒398‐0002大町市大町1129 大町市総合福祉センター内TEL:0261‐22‐1550FAX:0261‐26‐3856やさしくわかる成年後見制度講演会を開催します お問合せ 白馬村役場健康福祉課福祉係 電話:85?0713