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概要

広報はくば9月号

15しろうま學舎では、輝☆ラボというプロジェクト学習を実施しています。2年生は「地域の課題を発見し解決策を考え実行する」というプロジェクトを年間通じて進めています。今回、信州大学と慶應SDM(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科)とヤフー株式会社にご協力いただき、高校生、大学生、大学院生と社会人が、「白馬の楽しさとは何か」を一緒に考える2日間のフィールドワーク※1を実施しました。チームごとに深掘りした「白馬の楽しさ」を高校生が発表し、村内外からお集まりいただいた約60名の皆様にご意見をいただく機会を設けました。〈8月21日 フィールドワークとブレインストーミング※2〉「白馬村の楽しさ」「楽しく生きるためには」など、「楽しい」をキーワードにして、白馬村での生活を楽しんでいる3名の村民の方々に会いに行き、お話を伺いました。その後、白馬村役場の公民館長と生涯学習スポーツ課長に、白馬の歴史をお話していただき、昔の楽しさと今の楽しさについて考えました。最後は、翌日のディスカッションのために、チームごとに「楽しいとは何か」をブレインストーミング※2という手法で話し合いました。〈8月22日 ディスカッションと発表会〉翌日はチームごとにディスカッションし、発表準備をしました。発表したことは、①どんな白馬村だったら楽しいか、②なぜそう思うのか、③楽しい白馬村を実現するための最初の一歩として何ができるか・したいか、です。最後は村民の方々を招いて発表会を開催しました。2日間を通じて、高校生たちは目に見えて変化しました。最初はシャイで、あまり本音を見せませんでしたが、他の参加者の方々と時間を共にすることで、徐々に心を開いていき、発表会では、とても楽しそうにキラキラとした姿を見せてくれました。高校生たちが作成したポスター・発表は素晴らしく、見に来た方々とも活発な意見交換をすることができました。今後、高校生たちが描いた「楽しい白馬村」を実現するべく、最初の一歩から進めていく予定です。※1  フィールドワーク…外での活動(聞き取り調査など)※2  ブレインストーミング…考えの発散(ある議題についてアイデアを出したい場合や、問題点を列挙したい場合などに、複数人が集まって自由に意見を述べる方法のこと)「しろうま學舎×信州大学×慶應義塾大学大学院SDM ×ヤフー株式会社高校生と一緒に楽しい白馬村を考える会」