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概要

広報はくば10月号

19○あなたに知ってほしいこと 発達期になんらかの原因で知的な能力が年齢相応に発達していない状態であること及び社会生活への適応に困難があることをいいます。 主な特徴は、「ことばを使う」「記憶する」「抽象的なことを考える」などに少し時間がかかります。また、仕事の手順をすぐ覚えることや、人とのやりとりに素早く対応することが困難な場合があります。しかし、周囲の理解や支援によって、一歩一歩成長していける可能性を持っています。 障がいの現れ方は人それぞれで個人差があります。障がいを感じさせない方もいます。ことばや行動の意味が相手にうまく伝わらず、周りから誤解や偏見を受けることがあります。重度障がいのため常に同伴者と行動される方もいますが、障がいが軽度の場合は会社で働いている方も大勢います。 また、犯罪の被害者になりやすく、場合によっては加害者と間違えられる場合もあります。○こんなことに困っています。?複雑な会話や抽象的な概念が理解しにくいです。?人に尋ねることや、自分の意見を言うのが苦手な方もいます。?ひとつの行動に固執したり、同じ質問を繰り返したりする方もいます。?漢字の読み書きや計算が苦手な方もいます。?緊急時や災害時などの状況の変化を正確に判断することができず、パニックになる方もいます。?お金を払って買い物をすることの理解が苦手で、品物を持って店外に出て行ってしまう方もいます。◯こんな配慮をお願いします。?ゆっくり簡単な言葉で話かけましょう 「一方的に話す」「ひとり言を言う」「同じ言葉を繰り返す」などコミュニケーションがうまくとれません。そのような時は、内容が理解できるように、ゆっくり簡単な言葉で話かけましょう。?優しく声をかけ危険であることを知らせましょう 「赤信号でも渡る」「車が来ても避けない」「遮断機が下りても線路に入る」など危険が分からない、助けを求めることができない場合があります。そのような時は、やさしく声をかけ危険であることを知らせましょう。?落ち着ける場所に誘導しましょう 災害時や緊急時などは特に状況の変化に柔軟に対応できず、「ひっくりかえる」「泣きわめく」「飛び跳ねる」などのパニック行動が起こることがあります。そのような時は落ち着ける場所に誘導しましょう。?思い込みで判断せず、見守ってみましょう「通行する人を無表情で見ている」「ぴょんぴょん跳ねたりする」「ひとつのことにこだわる」など誤解されやすい行動をする場合があります。そのような時は、思い込みで判断せず見守りましょう。 知的障がいのある方の中には、重度で判断能力のない方もおられます。障がいのある方の目線で接してください。【知的障がいって何!? 】障がい福祉ってなんだろうNo.7 お問合せ 白馬村役場 健康福祉課福祉係 電話:85?0713シリーズ 第2回目は子育て支援ルーム活動「おいしいものたべよう」のお話です。 子育て支援ルームでは、月2回1歳児と、2・3歳児のなかよし広場にあわせて、しろうま保育園の的場栄養士により、「おいしいものたべよう」という食育活動をしています。 当日はなかよし広場で遊んだあと、的場栄養士が作った手作りおやつをお母さんといっしょに食べます。 今年度は、キャロットライス、黒ごまトーストとじゃこトースト、きな粉の米粉クッキー、ピザ風蒸しパンを食べました。 おやつと言えば、甘いお菓子を想像しますが、子どもにとっておやつは食事の一部でもあります。活発に動きまわる子どもはたくさんの栄養を必要とします。しかし、一度にたくさんの量を食べることができませんので、1?2回のおやつが必要となります。 保育園や子育て支援ルームでは、3歳未満児は午前午後の2回、3歳児以上児は午後の1回のおやつを提供しています。 子どものおやつは、食事の補食として考えていますので、食事に響かない程度の小さなおにぎりやパンでもいいわけです。また、おやつは子どもにとって楽しみの時間です。 「おいしいものたべよう」の献立も、「食事的なものもあれば、おやつ的」なものもあります。作り方もレシピが配布されますし、作るには難しくないかと思います。ちなみに10 月は栗ごはん・11月は青のりかりんとうです。 ぜひ、参考にしていただいて、親子で楽しいおやつの時間を過ごしていただけたらと思います。次回は健康福祉課からです。『子育て 耳より情報』№2じゃこトースト&黒ごまトースト