ブックタイトル広報はくば10月号

概要

広報はくば10月号

20特定健診健康福祉課白 馬 村 の 健 康 Vol.74知りたくなったら健診へ！自分のからだのコト…知りたくない？白馬村では平成29年度　特定健診・各種がん検診等を行っております。11月2日が今年度ラストチャンス！！！！合併症については数回に分けてお話していきます。次回「糖尿病性神経障害とは？」につづく皆さんは「糖尿病の合併症」と聞いて何が思い浮かびますか?糖尿病が「怖い病気」と言われるのは「血糖値が高い」という症状そのものより、それに伴って起こる「合併症」が非常に深刻であるためです。糖尿病を長期間放置しておくと全身に様々な合併症が現れます。その中でも糖尿病の三大合併症と呼ばれるのが「網膜症」、「腎症」、「末梢神経障害」です。これらは、糖尿病に特有の合併症で、血糖コントロールが出来ないでいると、糖尿病発症時から10?15年でこれらの合併症が出てくるといわれます（その間自覚症状はありません）。細い血管の障害で起こるため「細小血管障害」とも呼ばれています。◎糖尿病性網膜症　現在国内における成人の失明原因の第2位。◎糖尿病性腎症　悪化すると人工透析が必要となります。　人工透析の導入原因第1位。◎糖尿病性神経障害　しびれや感覚のにぶりなどに始まり、悪化すると壊疽（えそ）を起こし、下肢切断の危険も生じます。血糖を正常状態にコントロールしていれば、たとえ糖尿病があっても合併症の発症リスクを下げることが出来ます。糖尿病の治療ガイドではHbA1c の値を「7.0以下」未満に保つことを合併症予防の目標としています。※ 血液検査でHbA1c の値が6.5を超えたことのある方は、医師の指示のもと定期的な受診をし、血糖値のコントロール状態を知る事が、合併症予防の重要なポイントですシリーズ「今なぜ糖尿病なのか？」③そもそも糖尿病って？今回のテーマ「糖尿病の三大合併症って？」お問合せ　白馬村役場健康福祉課健康づくり係　電話：85-0713