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概要

広報はくば10月号

2014年神城断層地震の記録・記憶を提供ください!震災アーカイブが始まります。白馬村地震総合防災訓練J アラート全国一斉訓練白馬村と信州大学では、2014年神城断層地震の貴重な写真や資料、体験談を収集し、災害アーカイブとして保存・記録し、将来に生かすための活動を今年度から始めています。 9月10日(日曜日)に、ウイング21を会場に行われました。 自宅で誰でも気軽に参加できる『白馬村一斉地震行動シェイクアウト訓練』も実施し、日頃の防災対策を確認していただきました。 当日は講師である消防署員と白馬村消防団中部分団、NTT 東日本の方々の指導のもと、救出・救助訓練、救命処置訓練、初期消火訓練、救護訓練、濃煙体験、災害用伝言ダイヤル体験を行いました。また、赤十字奉仕団による炊き出しや、アナフィラキシー対処の講演が行われました。 今回の訓練を通じて、一人ひとりが普段から防災意識を高めていくことが減災・防災には非常に大事であると再認識できました。 地震や武力攻撃などの発生に備え、全国瞬時警報システム(J アラート)の訓練が、全国一斉に左記の日程で実施されます。当日はチャイムや音声が流れますが、ご協力をよろしくお願いいたします。なお、災害等の状況により訓練は中止となる場合があります。11月1日(水) 午前10時頃11月14日(火) 午前11時頃〇震災アーカイブとは 将来の災害に備えるためには、過去の災害の記録や記憶、教訓として遺し、それを活かし学ぶ必要があります。白馬村と信州大学は協力して、2014年神城断層地震に関する写真や動画、体験談を収集して、デジタルデータで保存し、地震の記憶を風化させることなく後世に伝え遺していく取り組みを始めました。記録は承諾を得た上で、インターネットで公開し、村民をはじめ多くの方々と共有しながら、地域防災や防災教育に幅広く活用する仕組みづくりをめざします。 今回多くの村民の皆様に、資料提供をお願い致しますと共に、貴重な体験を、お話し頂ける方を広く募らせていただきます。〇集めたい資料・記録はどんなもの?対象は2014年11月22日地震発生時から復旧期、復興期を経た現在までの全ての村の様子です。写真やスマートフォンに残る動画なども是非提供ください。写真・動画…被害の様子(建物、道路など)、避難所での様子、消防団の様子、仮設住宅の様子、学校再開時の様子、家屋の取り壊しなど復旧期の様子。復興住宅の完成、家屋の立替など復興期の様子など様々な写真や資料。体験談…震災直後の様子、消防団での活動、救助した(された)経験、安否確認のプロセス、避難所での様子、ボランティアの経験、仮設住宅の経験など、震災直後から復旧期、復興期の貴重な体験を生の声として遺します。体験談は、大学のプロジェクトスタッフがインタビューし、その様子をビデオカメラに記録します。インタビューは、日程調整の上、役場や地区公民館などを手配して行います(ご希望があれば、ご自宅や被災場所に伺う事も可能です)。貴重な体験を今後に活かせるよう、生きた情報を収集します。インタビューには抵抗があるかもしれませんが、貴重な体験談は未来の村民に向けて、将来の災害に備えるために過去を知るための最も有効な手段の一つです。〇収集の方法写真や動画の提供、体験談インタビューへの参加も白馬村役場総務課が窓口です。資料・記録をお持ちの方、所有情報をご存知の方は白馬村役場総務課までご連絡ください。提供頂いた情報は、公開の許諾を頂いた上で公開します。また収集した個人情報は本事業のためにのみ使用します。情報の提供に際しては利用の同意書にサインをお願いします。お問合せ 白馬村役場総務課 電話:0261-72-5000 担当 松澤e-mail:14e1207d@shinshu-u.ac.jp 信州大学教育学部廣内研究室 担当 荻野白馬村の未来のためにも、多くの方のご参加・ご協力をお待ちしております。不明な点は、下記までお問合せください。▲初期消火訓練の様子▲救出・救助訓練の様子8