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概要

広報はくば1月号

11「LED は経済的」「LED はエコ」など、皆さんもなんとなく聞いたことがあるかと思います。しかし、本体価格が高かったり、いろんなタイプがあったりなど、なかなかLED 電球に切り替えできない方も多いのではないでしょうか今回は、LED 電球の特集として、メリット・デメリットをお教えします。また、来月号では、「LED 電球の選び方」を掲載予定です。ご家庭の電球が切れた際には、是非とも参考にしてください。「LED とは」LED は、発光ダイオード(Lig htEmitting Diode)の略で、電気で発光する半導体の一種です。基本的な原理は、20世紀初頭に発見されていましたが、ノーベル賞でも有名になった青色発光ダイオードの開発により、光の三原色が揃うことで、LED の白色化やフルカラー化など、急速に発展を遂げています。「LED のメリット」・寿命が長い。平均的なLED 電球の寿命は4万時間で、白熱電球の約40倍、蛍光灯の約4倍の寿命です。1日5時間使用して約22年間、1日8時間使用して約13年間も使用できる計算になります。電球交換の負担も軽減できます。・点けたり消したりで消耗しない。LED は点けたり消したりを繰り返しても、寿命が縮まりません。頻繁に点けたり消したりするようなトイレなどに最適です。・消費電力が少ない。消費電力は白熱電球の約1/6、蛍光灯の1/2です。電気代が安く済むだけでなく、CO2削減にも繋がります。・水銀・鉛・カドミウムを使っていない。環境負荷物質である水銀などをつかっていないので、環境を破壊することがありません。また、捨てる際も燃えないゴミの金属類で捨てることができます。・熱、紫外線、赤外線を発しない。紫外線を出さないため、虫が寄り付きません。窓の大きな部屋や、屋外での使用にも向いています。・スイッチON ですぐに明るい。電球型の蛍光灯など、最大の明るさになるまで時間が掛りますが、LED 電球は点けた瞬間から明るさ最大です。「LED のデメリット」・購入コストが高い。購入時の価格はやはりLED 電球の方が高いです。使用・交換の頻度・白熱球や蛍光灯に比べ重量が重い。LED 電球の構造上、本体の重量が重くなっています。・光の指向性のため、場所によって明るさが異なる。LED の光は一方向に放射されるため、電球の根本が暗いタイプの電球もあります。・工事が必要な場合もある。蛍光灯タイプのLED の場合、蛍光灯を付け変えるだけではなく、照明器具本体の交換や安定機交換工事が必要な場合もあります。・村の行政無線に干渉する場合がある。LED に変えると、村の行政無線の受信機に影響がある場合があり、行政無線の受信機の位置を変えるなどの対応が必要です。◯ 国民運動「COOL CHOICE(賢い選択)」とはCOOL CHOICE(賢い選択)とは、平成27年7月から環境省が実施している、地球温暖化対策等の温室効果ガスの削減をテーマにしたキャンペーンです。クールビズやウォームビズの実施、公共交通機関の利用、エコ家電やエコカー等の環境に優しい製品を選ぶなど、二酸化炭素削減につながる「製品」「サービス」「行動」などの「賢い選択」を促す国民運動です。COOL  CHOICE1月号 特集「LED 電球 ~ LED 電球ってなに!?~」