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概要

広報はくば2月号

11前回の広報はくば1月号では、LED 電球の特徴、メリット・デメリットをまとめました。今月号では、実際にLED に変える時のポイントを紹介いたします。電球が切れた際など、ご参考にしてください。LED 照明は、消費電力が少なく経済的・環境的に優れているほか、環境負荷物質である有害な水銀を含みません。本体も約4 0,000時間と長寿命で、電球交換の手間とゴミの削減になります。環境面から考えれば、省エネ、環境負荷物質の削減、ゴミの削減と良いことだらけです。LEDに替えて、エコで賢い生活をしましょう。STEP1 明るさを選ぶLED 電球にも様々な明るさの物があります。白熱電球の明るさは消費電力「ワット(W)」で表されていますが、LED 電球では明るさは光の量「ルーメン(lm)」の単位で表されます。このルーメンの数値が高いほど明るくなります。◯ LED 電球明るさの目安  60W(型)  →  810lm以上  40W(型)  →  485lm以上  20W(型)  →  170lm以上  40W(型)  →  440lm以上  25W(型)  →  230lm以上STEP2 光の色を選ぶLED電球にも色々な光の色があります。部屋、廊下など場所や好みで選びましょう。・電球色昔ながらの電球のようなオレンジがかった光色です。穏やかで温かい感じでリラックスしたい場所(寝室など)に向いています。・昼白色太陽光に似たナチュラルな白い光色で自然な明るさです。リビングやダイニングなど、昼間でも人がいる場所などに向いています。・昼光色昼白色より少し青みがかったクールな印象の光色です。仕事場や書斎など集中したい場所などに向いています。STEP3 口金のサイズを選ぶ今まで使用していた照明器具に合うように同じサイズの口金を選びましょう。口金とは電球をソケットに差し込む金具の部分の名称で、一般的に「E+ 数字」で種類を表します。※ 一般照明用の「E26」「E17」の他にも「E11」「E12」などもあります。STEP4 光の広がり方を選ぶLED 電球には、光の広がり方にも様々なタイプがあります。白熱球のように光が全方向に広がるタイプやハロゲンランプのような集光タイプ、下方向に光が広がるタイプといった種類があり、使用場所で使い分けるようにしましょう。・全般配光(全方向に光が広がる)リビングなど、部屋全体を明るくしたい、しっかりと光が欲しい場所に向いています。また、ペンダントライトのように天井から吊り下げるタイプの照明におすすめです。迷った時は、全方向に光が広がるタイプを選ぶのが無難です。・準全般配光(下方向に光が広がる)トイレや階段など下方向を集中的に照らしたい場所におすすめです。また、ダウンライトにはこのタイプを使用します。明るい所と暗い所の対照効果により、“灯り”を楽しむ、ラグジュアリーな空間を作り出せます。STEP5 使用する器具を確認LED 電球が使える器具と使えない器具があります。基本的には、取り付ける照明器具メーカーに確認お願いたします。例えば、器具にランプが入らない、器具やカバーにランプが当たるなどのほか、断熱施工用の埋め込み照明器具(SG、SGI、SB のマークがついたダウンライトなど)では対応したLED 電球を使用する必要があります。COOL CHOICE2月号  特集 「LED 電球 ~選び方のポイント~」白熱電球LED電球 LED電球ミニクリプトン電球◯ 国民運動「COOL CHOICE(賢い選択)」とはCOOL CHOICE(賢い選択)とは、平成27年7月から環境省が実施している、地球温暖化対策等の温室効果ガスの削減をテーマにしたキャンペーンです。クールビズやウォームビズの実施、公共交通機関の利用、エコ家電やエコカー等の環境に優しい製品を選ぶなど、二酸化炭素削減につながる「製品」「サービス」「行動」などの「賢い選択」を促す国民運動です。「COOL CHOICE(賢い選択)」統一ロゴマーク