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概要

広報はくば2月号

13「地域生活支援拠点を考える」勉強会を開催します。~この地域で障がいのある方が自らの意思で、安心して住み続けるには~○あなたに知ってほしいこと 依存症は、ある物質やプロセスに対して強い渇望が生じ、日常生活に支障をきたすほど依存しているにもかかわらず、その依存行動をやめたくてもやめられない状態をいいます。アルコール・薬物などの物質に依存する「物質依存」のほか、ギャンブルなどに依存する「プロセス依存」があります。いずれの場合も、精神面、社会面に影響が及びますが、物質依存の場合は、身体面にもダメージをもたらします。依存症は、次のような特徴があります。①自分の問題を認めない。②放置すると、量や時間が次第に増える。③社会生活の破綻を招きかねません。④家族を巻き込む病です。⑤ 回復は可能ですが、慢性疾患として一生付き合う必要があります。○こんなことに困っています ・依存症は性格上の問題ではありません。依存症は、意志が弱い、道徳心が低い、家庭環境が悪いことを原因として生じるものではありません。心や体に変化が起こり、自分自身でもコントロールができない状態です。しかし、個人の問題として捉えられ、周囲の理解が得られないことがあります。・自力で依存症から立ち直るのは困難です。依存症から回復するためには、依存している物質やプロセスを完全に断ち、依存行動に頼らない生活を維持することが重要です。これを一人で実行し続けることは難しく、医療機関や相談機関、自助グループに繋げることが大切です。○こんな配慮をお願いします・ 家族や周囲の人が気づき、早めに相談してください。 依存症は、早期に治療が効果的です。依存症が疑われるサインを見逃さず、本人が病気と認めたがらない場合は、まず家族や周囲の人が相談機関に行き、本人を支援に繋げることが大切です。病院や行政等では、家族の個別相談に対応しています。・依存行動に巻き込まれない対応をしてください。本人に問題を自覚させることが大切です。そのため、「本人が行った行為に対しては本人に責任をとらせる」という姿勢が必要です。 ・治療や自助グループへの参加をサポートしてください。本人が「依存症から回復したい」という気持ちになったら、治療を受けることと、自助グループに継続的に通うことが効果的です。当事者が集まる自助グループに参加することで、知恵を借りたり、仲間同士の支え合あったりと、依存症から回復している人がたくさんいます。障がいのある方がその人の意思に基づき、暮したい場所で、生き生きと安心して暮らせる地域づくりを推進する為に、この機会に大北圏域の現状と課題を一緒に考えましょう。・主催:大北障害保健福祉圏域自立支援協議会・開催日時:平成30年3月10日(土曜日)午後1時?5時まで(受付:午後12時半?)・会場:大町合同庁舎 5階 講堂・内容(1)演題「地域生活支援拠点整備について」   講師:福岡 寿 氏(長野県自立支援協議会 会長)(2) 発表?障がいのある方が自らの想いを語る?(3)パネルディスカッション   テーマ:大北圏域における地域生活支援拠点整備についてパネリスト・ 大北障害保健福祉圏域自立支援協議会実務担当者部会 部会長 飯澤 慶子 氏・ NPO 法人北アルプスの風 共同作業所がんばりやさん 所長 松澤 重夫 氏・ NPO法人KUMOI療育センターそらいろ・相談支援センターそらいろ相談支援専門員 石曽根 守 氏・ 大北圏域障害者総合支援センター「スクラムネット」 所長 松井 幸夫 氏助言者:福岡 寿 氏・ 対象:当事者、家族、関係者、一般の方、関心をお持ちの方ならどなたでも・参加費:無料※託児あり、要約筆記がつきます。・ 申込方法:役場健康福祉課窓口にて「申込書」に必要事項を記入の上、FAX または郵送にて3月5日(月曜日)までに大北圏域障害者総合支援センター「スクラム・ネット」にお申込みください。依存症って何!? お問合せ 白馬村役場 健康福祉課福祉係 電話:85-0713 お問合せ 大北圏域障害者総合支援センター 「スクラム・ネット」 〒398 ー0002 大町市大町 1129 大町市総合福祉センター内 TEL:0261 ー26 ー3855 FAX:0261 ー26 ー3856 E-mail: sukuramujp@omachishakyo.orgシリーズ 障がい福祉ってなんだろうNo.11