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概要

広報はくば8月号

17 今月号では、2つ目の理念「社会参加の促進と就労支援」について紹介します。○社会参加の促進と就労支援 障がいのある人を含むすべての人々が、社会活動や文化活動を通じて、自らの個性や能力を発揮し、自己実現を図ることが社会づくりを推進するうえで重要となります。療育・発達支援から就労支援等への切れ目なくつながるサポート体制を確立していくことが必要となり、そのための方向性を3つの項目に分けています。 (1)社会参加と自立の促進・ 村の行事やイベント、講座、各種意見交換等の場に障がいのある人が気軽に参加できる体制整備の確保。・ スポーツ施設や公民館等、各種公共施設のバリアフリー化と、移動手段の充実による、障がいのある人が利用しやすい環境整備。・ 資料の事前配布、テキストデータ化等、障がいに対応した資料づくり作成に向けて努めるとともに、体制整備の強化。 (2)育成と教育の充実・ 学校、保育所、幼稚園、地域等が連携を図りながら、地域で健やかに生活・成長できる環境づくりの推進・ 障がいのある児童に対して、施設や関連機関の連携による一貫した療育・指導体制の整備充実。・ 保護者に対しては、子どもが安定した家庭生活を送るために、成長過程に応じた療育・教育に関して適切な助言・指導を行うための相談支援体制の充実。(3)雇用・就労の促進・ 障がいのある人が適性に応じ自由に職業が選択でき、就労機会を確保するため、大北圏域障害者総合支援センター「スクラムネット」(※)、ハローワーク等の関係機関と連携の充実。・ 福祉就労から継続的な一般就労へ移行できるような就労移行支援体制を整備するとともに就労後の職場定着支援。※ 大北圏域障害者総合支援センター「スクラムネット」とは?   障がい等に係る相談をワンストップで対応出来る総合相談窓口として、相談支援、サービス調整、情報提供、関係機関によるネットワーク作りなど、様々なニーズに対応し安心できる日常生活をサポートしています。   就労に関しては、就業・生活支援センターが設置されており、様々な課題等に対して関係機関と連携、協力して就業面、生活面の一体的な支援を行います。関係機関連携のイメージ図  相談、お問合せ等については、左記にご連絡ください。大北圏域障害者総合支援センター「スクラム・ネット」〒398‐0002 大町市大町1129大町市総合福祉センター内 TEL:0261‐2 6‐3855 FAX:0261‐2 6‐3856  E - m a i l : s u k u r a m u j p @omachishakyo.org☆ ワンポイント講座(障がいに関するマーク) 日常生活の中で駅や公共施設等で様々なマークを見かけることが多いと思います。このようなマークを理解することが共生社会実現に向けた第1歩となります。今月号より、複数回に分けて障がいに関するマークを紹介していきます。○障害者のための国際シンボルマーク 障がいのある方が利用しやすい建築、施設であることを示す、世界共通のマークです。 車いすを利用する方だけでなく、障がいのあるすべての方のためのマークです。○身体障害者標識(身体障害者マーク) 肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークで、マークの表示については、努力義務となっています。 危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。○ 次回:3つ目の理念「人にやさしいまちづくり」についてお問合せ先 白馬村役場健康福祉課福祉係      電話:8 5 ‐ 0713【 障害者計画って何!? N 3 】シリーズ 障がい福祉ってなんだろうNo.17