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概要

広報はくば8月号

図書館等複合施設の建設に向けた検討(1)まずは知ろう!白馬村の図書館の過去と現在■白馬村図書館の歴史 まずは歴史を紐解いてみよう!ということで、先日開催された「ウィキペディアタウンin白馬村」にて参加者が白馬村図書館の変遷をまとめて投稿してくれましたので、以下にご紹介します。 白馬村図書館は、1909年(明治42年)1月12日に創立。はじめに北城小学校(現白馬北小学校)内に図書館が置かれ、青年だけでなく村民に一般開放された。1917年(大正6年)には、図書購入費が81円、蔵書886冊であった。当時図書館の整理や運営は学校職員が行っていた。1956年(昭和31年)白馬村公民館が発足後、旧白馬村役場神城支所内の図書室に全て寄贈された。後に公民館が役場内に移動し、国道沿いの旧役場庁舎、現役場の2階、隣接の多目的施設、さらに新築されたふれあいセンターと数か所移り変わった。そして1998年(平成10年)10月に長野地方法務局大町支局白馬出張所の建物を後継利用する形で開設し現在に至っている。*これまでの図書館は、独立した施設で はなく、空き施設を有効に利用してき ました。 今の施設に移転したのが長野五輪の年、 ちょうど20年前ということになります。■現在の白馬村図書館 次に今の図書館について、どんな状況なのか確認してみましょう。施  設:昭和62年建築(築30年)     図書館占有面積398㎡蔵 書 数:約5万3千冊開館時間:午前9時?午後6時休 館 日:毎週月曜日、祝日、年末     年始、館内整理休館日(毎     月最終金曜日)サービス・体制 貸出:1人10点まで(3週間) インターネット接続端末:1台 職員:3名(1日2名勤務) ボランティア:6名(蔵書点検等)○利用者の要望に応じた施策 図書館システムの導入(H21) 12時?13時の閉館廃止(H23) 玄関ドアの自動化(H23) DVDプレーヤー設置(H24) インターネット接続端末設置(H24) 大北地域図書館の相互利用(H29)*農業や観光で忙しい人が多いのか、  アウトドア派が多いからか、一人あ たりの貸出冊数は大北地域で毎年最 も少ない状況です。2 階に図書館が入っていた旧白馬村役場庁舎現在の白馬村図書館 白馬村では、新しい図書館等複合施設の建設に向けた検討を進めています。 今年度は、有識者会議とワークショップを並行して開催しながら、基本構想を策定します。来月号から検討の経過をお伝えしていきますが、その前にまずは白馬村の図書館のこれまでと今を振り返ってみましょう。01234567大町市池田町松川村白馬村小谷村( 冊)大北市町村の一人あたり貸出冊数2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 20172