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概要

広報はくば9月号

白馬村図書館等複合施設に関する有識者会議を設置しました 白馬村では、新しい図書館及び複合施設として備える機能について、村長の諮問に応じて調査・審議することを目的として、6月議会において「附属機関の設置等に関する条例」の一部を改正し、「白馬村図書館等複合施設に関する有識者会議」を設置しました。 9名の有識者を委員として委嘱し、8月30日(木曜日)に第1回の有識者会議を開催しましたので報告します。図書館糸賀 雅児山 岳松沢 貞一教 育奥田 純子子育て多田 千尋交 通大日方 悦夫ホール中澤 宗幸マンガ山内 康裕検討委冨山 正明アート岡田 勉有識者会議委員第1回有識者会議の要旨 第2回の有識者会議は、10月25日(木曜日)の午後1時30分から白馬村役場2階201会議室で開催します。 庁内で他の公共施設との複合化の可能性を検討した資料や、検討委員会の報告書、ワークショップの結果等を材料として、規模や候補地、財源等について議論を深めていく予定です。 傍聴を希望される方は、前日までに白馬村役場総務課までお申し込みください。 新しい図書館等複合施設に関するご意見・ご提案も随時お受けいたします。村長挨拶・委員自己紹介 初めに村を代表して村長が新図書館に対する想いを述べて挨拶し、その後、各委員がこれまでの取組等も含めて自己紹介を行いました。会長・副会長の選任 図書館に関する豊富な知見を有していることから、会長に糸賀雅児氏が選任され、副会長は会長の指名により地元を代表する形で松沢貞一氏が選任されました。会議資料の説明 白馬村の概要、図書館に関するこれまでの検討経過、今後のスケジュール、白馬村の公共施設の耐用年数等について、配布資料を基に事務局から説明しました。 また、基本構想策定業務を委託している(一社)日本カルチャーデザイン研究所から、今年度の検討方針について説明されました。意見交換(要旨)●「図書館」という言葉だけで、敷居が高くなり入館しづらさを感じる人もいる。これまでに拾い上げた意見を見ると交流を望むものが多く、そもそも「図書館をつくる」という意識から抜け出して、「本がたくさんある交流センター」や「みんなが読書をしているカフェ」など、違った切り口から検討してみても良いのではないか。●目的は施設をつくることではない。開館後のソフト事業や情報発信力などが求められる。図書を揃えて来館者を待つのではなく、多文化・多様性を活かしたり観光客を巻き込んだりして、何かを誘致したりお金を引き出す仕組みも検討すべきだと思う。●最近の図書館は、静かな読書施設・学習施設ではなく、商業施設などが入り、乳児連れや小中学生から高齢者まで幅広い世代が集える交流施設が多くなっている。白馬の資源を際立たせて、国内外の人たちが交流できる白馬らしい空間を目指したい。●親子のコミュニケーションの場としてマンガは有効なツールであり、来館の敷居を下げることにつながる。●民間の参入も含めて収益事業を取り入れ、運営費を賄える仕組みづくりも考える必要があるのではないか。●村内の小中学校、白馬高校の図書室との連携についても併せて検討したい。●検討委員会で出された「ケルン」という言葉には、「迷わずに進める」という意味や、人が集うという想いが込められていて、暮らしの道標、人生の道標として「街中のケルン」という考え方はおもしろいと思う。お問合せ 白馬村役場総務課 電話:0261-72-7002会 長副 会 長委 員*会議資料は行政ホームページに掲載しています。慶應義塾大学名誉教授㈱白馬館代表取締役社長北陸大学 経済経営学部マネジメント学科 助教NPO法人 芸術と遊び創造協会 理事長/東京おもちゃ美術館館長スパイラル/㈱ワコールアートセンター シニアキュレーター東日本旅客鉄道㈱長野支社 白馬駅長㈱日本ヴァイオリン創業者顧問マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表白馬村図書館施設検討委員会 委員長(敬称略)図書館等複合施設の建設に向けた検討(2)5