ブックタイトル広報はくば11月号
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広報はくば11月号
図書館等複合施設の建設に向けた検討(4)白馬村図書館施設検討委員会による報告書がまとまりました 白馬村では、新しい図書館の建設に向けて、学識経験者やPTA等の長、学校長、公募委員等で組織する図書館施設検討委員会を平成29年7月に立ち上げ、図書館のあり方や施設整備について検討を進めてきました。 検討委員会では「村民が望む図書館像とは何か」ということを探るため、ワークショップやアンケートを実施し、村民の意見をできる限り集め、それをもとに「白馬らしさ」が感じられる図書館について協議し、報告書としてまとめました。○新しい図書館のコンセプト 図書館が村民一人ひとりの道標となるようにと願い、登山者の道標となる「ケルン」をコンセプトとしました。 図書館が、そこにある資料や集まっている人びとからの情報や刺激によって、日々の仕事や生活の中で抱えた課題解決の一助となったり、そこを目指して立ち寄るだけでも何かを得られたりするような「街中のケルン」としての存在となるよう期待します。○基本的な考え方(抜粋)① 幼児から高齢者まで誰でも利用しやすく、会話ができる場所と静かな場所を区分けすること② 景観や自然を大切にするとともに、地域の資料を展示するなど白馬らしさが感じられる図書館とすること③飲食できる場所を検討すること④ その他、拡張性や省エネルギーなど将来を見据えた施設とすること。また、専門職員の増員やボランティアの配置等も検討すること○建設候補地 候補地の条件として、自然に囲まれていて、学校等から近く、誰もが立ち寄りやすい場所であることを考慮して検討した結果、現在の子育て支援ルームがある場所を推奨することとしました。木流公園が隣接していて、役場や北小学校が近くにあり、村有地であるため新たに土地を取得する必要がないということが推奨の理由です。(建設地は決定ではなく、今後も有識者会議等で議論・検討していきます)○建設に向けて留意すべき点 新しい図書館の建設にあたって以下の点に留意するよう提言しました。① 子連れでも気兼ねなく立ち寄れるよう配慮し、子どもの一時預かり機能などを有する施設も同時に整備すること。② 子どもを見ながら気軽に利用でき、また高齢者にも利用しやすいカフェを施設内もしくは近接した場所に設置するよう検討すること。③ ゆとりあるスペースを確保し、利用者にとって居心地のよい空間づくりを行うこと。④ 建物はデザインに偏らず、維持管理や安全に配慮したものとすること。また、白馬三山が見渡せるなど自然を感じられるような設計とすること。⑤ 多目的室など日常的に使用しない場合は一般に開放すること。⑥ 開架図書のスペースで閉架図書リストも一覧できるように工夫すること。⑦ 既成の概念にとらわれることなく、音・飲食・遊びといった点に配慮して全体の設計・運営にあたること。■新しい図書館の施設及びサービスに関する報告書(要約)詳しい内容は白馬村役場ホームページに掲載してあります報告書をご覧ください。報告書は窓口でもお渡しできます。*お問合せ 白馬村教育委員会 生涯学習スポーツ課1 年以上にわたり9 回開催された検討委員会コンセプトは道標であり人が集う「ケルン」4