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概要

広報はくば12月号

21【10月15日】東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野教授中邑賢龍(なかむら けんりゅう)先生にご講演いただきました。昨今の社会の現状をお話しいただき、そのうえでどのように学ばなければいけないかを教えていただきました。「現代は社会が豊かになり、ルール、常識、教育が整備されてきた。しかし、これからの社会では標準化された作業などは、ロボットにとってかわられる時代である。そういった時代に生きるために、常識に縛られず自由であり、自らの責任を果たす必要に迫られている。いかに自分らしく社会に関わることが出来るか」生徒たちには自分の好きなことでエキスパートになり、社会に貢献する方法を考え、自分なりの答えを導き出して次のステージへ進んでいってもらいたいと思います。【10月16日】3年B 組の授業、グローバル観光の一環としてPTA 研修旅行を行いました。生徒が企画・準備をして当日のガイドもこなす旅行で、お客様に生徒の保護者の方を招きました。日帰りバスツアーで養命酒工場(駒ケ根)⇒駒ケ根ソースかつ丼の有名店⇒かんてんぱぱガーデン(伊那)へ行きました。生徒たちの入念な下調べが功を奏し、バス内でのガイドは「知らない事もたくさんあり勉強になった」と好評でした。また帰りの車中でのレクリエーションで行われたビンゴゲームの景品は、各工場のお土産を選び、そちらも好評でした。保護者の方からは是非来年も実施してもらいたいという声をたくさんいただきました。【11月6日】はくばフォーラムがウィング21で行われました。県・村の教育委員会や地域の関係者、保護者の皆様をお招きし、受付や司会もすべて生徒が行い、白馬高校で学んだ成果を学年ごとに発表しました。1年生は就労体験、2年生は修学旅行と高校生ホテル、3年生は国際観光科が発足した新生白馬高校1期生としての3年間のまとめとデュアルシステムについて発表しました。1年生の就労体験は3つの発表のうち1つが介護施設の体験で、小谷村の現状を調べ、就労体験先がどのように地域に貢献しているかまで深く探究した内容でした。2年生はタピオカに焦点をあて、修学旅行先の台湾を研究する斬新な発想で会場を引きつけていました。3年生は3年間の体験をまとめ、その内容が多岐にわたり、高校生活が充実していたことがよくわかる発表でした。質疑応答では就労先は選べるのか、普通科でも体験を増やすことはできないかなどのご意見をいただきました。今後も白馬高校として更に様々な体験を通じ生徒の成長を促し教育の充実を図りたいと思います。