ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報はくば1月号

■ ごあいさつ ■平成30年12月   白馬村長 下川 正剛新しい給食センターの特徴鉄骨造による積雪対策 水が飛散しにくい構造の調理機器や床面に速乾性のある素材を使用することで施設内の乾燥状態を保ち、雑菌の繁殖を防ぎます。ドライシステム調理エリアの明確な区分白馬中学校と接続 食材の下処理区域や食器の洗浄区域は、実際に食材を調理する区域と明確に仕切られています。調理員が調理する区域に入るには、着替え、手洗い等が必要なため、構造的に外部からの細菌の流入、飛散を防ぐことができる安全、安心な施設です。 白馬中学校と接続することで、中学生と調理員お互いが顔の見える環境で調理、喫食ができ、今以上の食育環境に期待ができます。また、小学校の食育担当として栄養教諭を配置することで配送校となる両小学校でも定期的な食育指導を実施します。 鉄骨造平屋建の施設として建設し、屋根勾配を敢えて緩勾配とすることで積雪にも十分に耐えることができ、屋根からの落雪もないため搬入車や冬季の施設周辺における安全にも配慮しています。 この度、関係各位のご協力とご尽力により、白馬村学校給食センターが完成いたしましたことに、心からお礼を申し上げます。 これまで本村の学校給食は、白馬村学校給食共同調理場と白馬南小学校給食調理場が賄ってきました。しかしながら、老朽化などから施設改修が望まれており、平成26年度から開始した新たな施設の検討の中で、子どもたちの安全で健やかな成長に資することに主眼を置くとした検討結果を受けて、平成28年度からは施設建設委員会において施設の詳細まで研究協議を重ねていただきました。 今回完成した白馬村学校給食センターは、学校給食衛生管理基準はもとより、HACCP(ハサップ)の概念に基づき、より確実な衛生管理が徹底されるとともに、ドライシステムに対応した設備機器は熱源を電気・ガスのベストミックスとして、最大850食程度の調理能力を有し、小学校2校、中学校1校に1日あたり約750食を提供する施設であります。 これからの学校給食施設は、単に児童生徒の給食を作る調理施設から、食を通して人格の形成を図るという重要な役目も併せ持った施設へと変わりつつあります。加えて、食物アレルギーを持つ子どもが増加傾向にあることから、当センターが担う期待と重要性は更に増してくるものと認識しております。 当センターが食育の拠点施設として、村の将来を担う子どもたちの健やかな成長に寄与しながら発展していくことを期待し、運営には万全を期してまいりますので、今後ともご指導並びにご支援を賜りますようお願い申し上げます。管理エリアの調理従事者専用トイレには個々に前室を設け、衛生的に利用できるよう配慮しました。↓↑ 試作用のキッチンを備えたミーティングルームはより実践的な献立研究に貢献します。↑中学校かを基調とし中学校とのみのある照でも調理のの食育意識↑調理室前に準備室を設けることで、異なった区域への直接行き来を制限し、より安心で安全な調理環境を確保します。↑最新の調理機器を備えた調理室は広い空間と効率的な機器配置によって、様々な献立への対応が可能です。11