ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報はくば4月号

 平成31 年度の特色ある事業を抜粋しました。単位は10 万円以下を切り捨てています。それぞれの立場の方からいただいたご要望をすべて事業化したいところですが、限りある予算ですので、より効果があがるように創意工夫のうえ予算計上をしています。平成31年度の主な事業平成31年度特別会計の概要◆国民健康保険事業 11億540万円 平成30年度国民健康保険制度改革により、財政運営の責任主体を都道府県が担うことになりました。医療費水準や国保加入者数の動向を踏まえ、前年度に比べ2,160万円の減額となります。国保税率については、平成31年度から所得割、均等割、平等割の3方式課税に変更となります。これに伴う世帯ごとの負担割合の試算は、3月号に掲載していますのでご覧ください。(従来は、資産割を加えた4方式課税でした。) 保健事業では、引き続き生活習慣病対策のための特定健診と特定保健指導、若年健診(30歳代対象)を実施し、被保険者の皆さんの健康管理をお手伝いします。今年度も特定健診は無料とし、休日の検診日も設けていますので、年に1度の大切な健康チェックの機会として受診くださるようお願いします。◆下水道事業 下水道事業は平成31年度より公営企業会計に移行し、収益的収入・支出予算、資本的収入・支出予算に分けられます。 経営活動に関する予算として「収益的支出」に5億6,934万円、施設更新等に関する予算として「資本的支出」に6億988万円を計上しました。 収益的支出では、浄化センターの運転維持管理委託料、ろ布洗浄ポンプ・余剰汚泥ポンプ修理にかかる費用、使用料徴収に係る費用の支出を予定しております。 資本的支出では、浄化センターの長寿命化計画に基づく更新事業で8,500万円、県道1路線の改良工事に伴う下水道施設の移設費用として4,188万円のほか、長期債償還元金等の支出を予定しています。◆農業集落排水事業 442万円 農業集落排水は野平地区の処理場と下水道管の維持管理が主なものです。 予算の約41%、180万円が起債償還の費用です。◆水道事業 水道事業は、経営活動に関する予算として「収益的支出」に2億8,059万円、施設更新等に関する予算として「資本的支出」に1億2,794万円を計上しました。 収益的支出では、二股浄水場の運転管理等の委託料のほか、水質検査、水道台帳補正業務、二股浄水場の汚泥搬出処分に係る委託料、計量法の定めによる水道メーターの交換工事費用、料金徴収に要する費用等の支出を予定しています。 資本的支出では、県道2路線の改良工事に伴う配水管布設替工事、更新事業の実施設計委託料、二股浄水場水利権継続申請の委託として4,715万円のほか、企業債償還元金等の支出を予定しています。● 白馬高校支援事業(白馬高校支援係)1億8,500万円 地域高校である「白馬高校」をより魅力的な学校になるよう支援を行います。● ふるさと人材奨学金返還補助金(総務課)  基幹産業である観光業の発展を担う若者のUターン・定住を支援するため、白馬高校を卒業後に高等教育機関に進学し、村内観光関連企業に就職した方に奨学金の返還を助成します。● 放課後子ども教室事業(子育て支援課)  放課後の子ども達の居場所作りのひとつとして、新たに放課後子ども教室を開設します。● 木質バイオマス設備導入検討(農政課) 公共施設における木質バイオマス設備導入検討にあたり、実証実験を行います。● 地方創生推進交付金事業(観光課) 3億8,400万円 世界水準を意識した観光地づくりのため、地方創生推進交付金を活用した地域の中核となる企業の取り組み支援などを行います。● 道路の改良や橋の改修(建設課) 3億6,400万円 村道の舗装修繕や橋梁の点検・補修、村道改良のための測量設計などを行います。● 新防災情報配信システムの導入(総務課) 2億3,600万円(平成31年度事業費) 災害発生時や緊急時の情報発信を迅速かつ確実に伝達し、暮らしに役立つ地域情報が発信できる機能を備えた新たな防災情報システムを2か年かけて構築します。● 日本語学習支援(教育課) 100万円 外国籍児童や幼少期を国外で過ごした帰国児童や日本語の理解に不安を持つ保護者をサポートするため、日本語の学習支援員を設置します。● ウイング21屋根の改修(生涯学習スポーツ課)  1億1,500万円 経年劣化したウイング21の屋根の大規模改修を行います。● 第三子以降の給食費無償化(教育課) 400万円 子育て世帯の負担軽減のため、白馬村小中学校に在籍する第三子以降の給食費の無償化を図ります。 ◆後期高齢者医療 9,097万円 後期高齢者医療特別会計は前年度より167万円の増額です。 保険料は2年ごと改正され、平成31年度は保険料率の変更はありませんが、均等割の軽減特例の見直しがあります。 人間ドックを受診された方は補助金が受けられます。併せて国保同様に白馬村役場で行う集団健診における特定健診の自己負担額を無料化しております。 普段から健康づくりを心がけるとともに、ジェネリック医薬品の使用や重複多受診を避けるなど医療費の抑制に努めていただくようお願いします。 平成31年度白馬村一般会計予算をなるべくわかりやすく「ざっくり」と説明している「平成31年度版 ざっくりわかる 白馬村の予算」=通称「ざっくりさん」を白馬村行政ホームページ http://www.vill.hakuba.lg.jp/ にて公開しています。白馬村役場 総務課でも配布していますので、お気軽にお問い合わせください。4