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概要

広報はくば5月号

11子どもたちの支援ボランティアをしてみませんか?村内の小中学校で導入されている「コミュニティスクール」も設置されて2年目となりました。各学校のボランティアの様子をお伝えしてまいります。●地域の方に学校に入っていただいてコミュニティスクールとは、地域住民の皆さんに、日常的に学校に来ていただき、子どもたちのことを支援していただいたり、子どもの教育や学校運営について話し合ったりするなど、学校と地域が「こんな子どもを育てたい」という願いを共有しながら、一体となって子どもを育てる接続可能な仕組みを持った地域と共にある学校です。「地域の子どもは地域で育てる」を合言葉に、たくさんのボランティアの方々に学校に入って、子どもたちの支援をしていただいています。明るく挨拶を交わし、子どもたちは見ていただけるだけで自信に満ちた姿になり、体験により知識を高めていきます。そこで、昨年に引き続き、学校支援ボランティアの様子を、この広報でお知らせすることにより、地域と子どもたちのつながりを知っていただき、より学校と地域の関係が密接になってくればと願っています。コミュニティスクールの取組を持続可能なものとするためには、「できることを、できるときに、できる人が取り組む」ことです。また、学校も地域もコミュニティスクールの良さを感じること(ウィンウィンの関係)」が大事だと考えています。多くの地域の皆さん(学校支援ボランティア)と触れ合うことで、子どもたちは社会で生きる大切な力を高めていきます。学校と地域が手を取り合って、一緒に子どもたちを育てていきましょう。小中学校コミュニティスクールだより子育て耳より情報 №20子育てに役立つ様々な情報をお伝えします。大型連休が過ぎ、子どもたちは園や学校や家庭で普段通りの生活を過ごし、やっと毎日の生活が安定してきた頃かと思います。今回は子育て支援課から「おはし」のお話です。おはしは食事をする時には欠かせない道具のひとつです。「いつごろからおはしを持たせていいのかわからない」「おはしを持たせているけどなかなか使えない」など、おはしの使用について困っているご家庭がいるかと思います。まず、おはしを上手に使えるようにしてあげたいと願うならば、おはしだけにこだわらず「手の発達段階」を見極めることが大事です。手の役割は決してひとつだけではなく、「道具を使う」「いろいろな感覚を感知する」「コミュニケーションのひとつ」などの役割があります。子どもの手は日々、発達の途上にあります。成長につれて、さまざまに微妙な指使いができるようになっていき、自然とおはしも使えるようになっていきます。ですので、急におはしだけが上手に使えるようになることはありません。子どもの手がおはしを使える発達段階に達していなければ、いくら熱心に教えても、おはしは使えるようになりません。人間の手は最初のうち、全部の指が一緒に動き、だんだんと「親指とその他の指」に分かれて動くようになります。「にぎる」から「つまむ」ことができるようになるのです。食事をする時は、まず手づかみ、そして手つまみ、スプーンと発達していきます。そしてスプーンの持ち方も変化していきます。スプーンを下から持ち、各指の先ではしを支えられるようになれば、おはしが持てる時です。「一人ひとりの子どもに応じて無理のない形で」を基本にし、楽しく食べることを大事に考え、取り組んでいきましょう。さらに、からだ全体をたくさん使い動かすことによって、徐々に細部である手足が思うように動かすことができるようになるので、小さい時から、たくさん身体も手足も使いましょう。次回はしろうま保育園からです。お問合せ 白馬村教育委員会教育課 電話:0261-85-0738