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概要

広報はくば5月号

白馬村地域公共交通網形成計画を策定しました白馬村では、平成31年3月に「白馬村地域公共交通網形成計画」を策定いたしました。計画については白馬村ホームページに掲載していますが、「広報はくば」では、今後3回に分けて概要版を紹介していきます。< シリーズ>~第1回~1.計画目的と計画期間【計画目的】白馬村のこれからのまちづくりを考慮し、まちづくりと連携した面的な公共交通ネットワークを再構築するとともに、地域の足を維持・確保していくための具体的な方策を検討し、「白馬村地域公共交通網形成計画」として地域公共交通体系の構築に向けた取り組みを定めるものです。【計画期間】平成31年度(令和元年度)~令和6年度までの6年間2.公共交通に対する意向村民の方のさまざまなニーズを把握するために、利用属性にあわせたアンケート調査を実施し、利用実態や公共交通に対する意向を把握しました。調査種類対象者結果概要村民アンケート調査配布2,500世帯回答1,677人15歳以上の村民(居住者)・ 何らかの理由で車を利用できない人の割合は24%である。・ 村内移動の自家用車(送迎を含む)の割合は、通勤・通学が77%、通院が86%、買物が87%を占める。・ 乗合タクシーの認知度は64%であり、運行日や最終便の時刻の評価に悪い点がある。・50歳代以下では巡回バスの要望が高い。・ 公共交通の満足度は全体的に低く、特に鉄道と路線バスに対する満足度が低い。・ 現在の公共交通のサービス水準を保つためには、村民全体で負担を考えるべきという意見が半数を占める。通園・通学者アンケート調査【回答者数】園児147人小学生226人中学生90人高校生199人園児・小学生・中学生・高校生(高校生以外は保護者が回答)・ 園児は約8割前後が保護者の送迎であるが、出勤等に合わせた送迎が比較的多い。・ 小学校は南北2校あるが徒歩圏を超える地区が多く、車の送迎が35%前後を占め保護者の負担感も高い。・ 中学生は自転車通学が多いが、車での送迎も27%あり、負担に感じる割合は70%を占める。・ 高校生は鉄道利用が18%を占め、車での送迎は11%で登校時は父親が通勤に合わせる割合が高い。・ 小学生以上では、冬場の安全確保等安全の観点から車で送迎しているのが目立つ。宿泊事業者アンケート調査回答103人宿泊事業者・ 日本人客も外国人客も団体旅行者に比べ、個人旅行者が多く目立ち、外国人宿泊客数は年々増加傾向にある。・ 宿泊者の利用交通手段は、自家用車が最も多いが、冬期は自家用車が減り、高速バス利用が増加する。・宿泊施設の経営者は高齢化が進んでいる。2