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概要

広報はくば1月号

謹賀明けましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は、議会活動に対しまして温かいご理解とご支援を賜わり、心からお礼申し上げます。昨年を振り返ってみますと、台風19号により甚大な被害を受け、自然災害に対しての備えの重要性を再認識するとともに、全国各地から多くの皆さんがボランティア活動に参加されるなど、人の心の暖かさを改めて感じる次第であります。私たちは神城断層地震という被災を乗り越えてまいりましたが、この経験を次に活かす活動につなげていかなければならないと感じるところでございます。さて、近年は地球温暖化の影響からか、降雪量が少なく、気象庁の長期予報では、この冬は全国的に平年並みか平年よりも気温が高く、暖冬の可能性があると発表されており、冬本番を迎えているなか雪不足が心配な状況であります。賑わいある冬の白馬は、多くのお客様に訪れていただいてこそであり、おもてなしの心でお客様をお迎えし、また白馬を訪れていただけるよう、村全体が一体となって努めていくことで、通年観光につながるのではないかと思います。白馬村では昨年12月4日に「気候変動非常事態宣言」を出し、5つの取り組みを掲げました。自然の恵みを大いに受けている白馬村だからこそ宣言の意義は大きく、これからの取り組みが重要となってきます。地球規模の課題や少子高齢化、人口減少という課題のなかで、村民が安全で安心な生活ができる持続可能な地域づくりが求められます。新たな視点、新しい発想が活気ある白馬を創出するのではないでしょうか。さまざまな課題や各種施策の決定にあたり、しっかりと議論を重ねるとともに、村民の皆様の声を行政に届けてまいりたいと思っております。結びに、令和2年が白馬村にとりまして飛躍の年となり、皆様にとっても夢と希望にあふれる輝かしい1年になりますようお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。白馬村議会議長 北澤 禎二郎3