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概要

広報はくば5月号

10 白馬村では、平成30年度策定をした「白馬村図書館等複合施設基本構想」を踏まえて、令和元年度はより具体的な基本計画を策定するために、各種調査を行いました。各種調査結果を踏まえて、候補地の比較検討を行い、本事業に最も適した候補地の選定及び施設機能・施設規模の具体検討を行い、「白馬村図書館等複合施設基本計画の策定を行いました。計画については、白馬村行政ホームページに掲載してありますが、「広報はくば」では、4月号から全3回に分けて概要版を紹介しています。令和元年度実施した調査内容 基本計画の策定にあたって、令和元年度実施をした調査の内容は、次の通りとなります。第2回目の今回はこの中で、「2.基本計画策定に向けた具体的な検討内容」について掲載をしていきます。1.基本計画策定に向けた調査(1) 機能の方向性を踏まえたニーズ調査(2) 専門的な視点による候補地比較検討(3) 現図書館の課題を踏まえた方針設定のための調査2. 基本計画策定に向けた具体的な検討内容(1) 機能検討と候補地選定に伴う有識者ヒアリング及び有識者会議の実施(2)官民連携手法に関する調査(3)建設検討候補地比較検討内容(1) 検討機能と候補地選定に伴う有識者ヒアリング及び有識者会議の実施 平成30年度の基本構想策定に向けた有識者会議に参加された有識者を対象としたヒアリング調査と、同じ構成での有識者会議を実施しました。ヒアリング調査の段階で意向を整理し、候補地の比較検討にも反映させています。そのうえで、有識者会議の場で議論しました。 傾向としては、住民の利便性重視であればA 候補地、観光客の利便性や交流・まちづくりの観点からするとD 候補地が魅力的だという見解が揃いました。(2)官民連携手法に関する調査 官民連携手法とは、従来、国や地方公共団体等が自ら行ってきた社会資本の整備や公共サービスの提供について、民間事業者の資金やノウハウを活用して事業を行う手法のことです。 基本計画の策定前であることもあり、官民連携事業への参画意欲等の調査まではできませんでしたが、事業の方向性を決めていくための参考として、現時点での事業に関する印象をヒアリングしました。 事業規模及び事業範囲が明確でないことや、官民連携手法を導入するという方向性が定まっているわけではないため、官民連携事業としての実現可能性についての検討等もこれからであり、民間事業者としても参画意欲の表明まではできる段階ではありませんでしたが、今後の調査検討によって、有効活用できる交付金等により資金面の目途がつくことや事業内容が定まってくること、官民連携手法を導入するとなった場合には、民間事業者の自由度が高い発注にすることで民間事業者から見た魅力度の高い事業となるだろうという意見がありました。(3)建設候補地比較検討 建設候補地比較調査を踏まえて、同点であり最も高かったA・D 候補地をさらに具体的に検討していくこととし、B・C 候補地はA・D 候補地が検討した結果、整備不能となった場合、再検討候補地としました。シリーズ 白馬村図書館等複合施設基本計画を策定しました視点A 候補地D 候補地⑦ 観光の視点による利点○: 駅と比較すると観光客は少ない。◎: まちの玄関口としては最適。⑧ 住民の視点による利点◎: 役場やスーパーなどがあり便利。○: 駅利用者や駅周辺住民の期待は高い。⑨ 官民連携の魅力△: 事業展開の幅や独立採算事業の可能性が低い。◎: 民間ビジネスの可能性が広がる。⑩駐車場確保○: スーパーの駐車場と共用なら確保可能。△: 駅隣接だと足りなく、上手な近隣活用が必要。①~⑥合計点16 16⑦~⑩合計点12 14①~⑩合計点28 30【従来手法と官民連携手法の場合の方式の違い】【A 候補地イメージ】※ 概要版用に縮小しているため、詳細は本編をご覧ください。お問合せ 白馬村役場 生涯学習スポーツ課 電話:0261-85-0738No.2【D 候補地イメージ】