ブックタイトル広報はくば6月号

概要

広報はくば6月号

8シリーズ　白馬村図書館等複合施設基本計画を策定しました白馬村では、平成30年度策定をした「白馬村図書館等複合施設基本構想」を踏まえて、令和元年度はより具体的な基本計画を策定するために、各種調査を行いました。各種調査結果を踏まえて、候補地の比較検討を行い、本事業に最も適した候補地の選定及び施設機能・施設規模の具体検討を行い、「白馬村図書館等複合施設基本計画の策定を行いました。計画については、白馬村行政ホームページに掲載してありますが、「広報はくば」では、４月号から全３回に分けて概要版を紹介しています。最終回となる今回は、ここまでの調査を基に策定をした基本計画の内容について掲載します。基本計画の内容令和元年度実施をした調査の結果、以下を基本計画の内容とし、今後の図書館等複合施設の建設に向けて進めていくこととしました。（１）新たな図書館等複合施設の整備方針〇 図書館機能、子育て支援機能を核としつつ、「多様な創造性と出会う」ためのサービス内容も充実させた「交流型」かつ「滞在型」の施設を整備することで、新施設が「豊かな未来へ誘う道しるべ」となる事を目指します。〇 建設予定地としては、ＪＲ白馬駅を最優先候補地とし、今後、ＪＲ東日本との協議を重ねながら事業内容を確定していきます。同時に、民間活力の導入を目指し、官民連携事業としての実現に向けた可能性調査を行っていきます。〇 ＪＲ白馬駅を建設候補地とすることにあたり、住民目線及び観光目線の両方で納得のいく利便性のある施設整備を検討していくこととします。また、住民の利便性を左右する大事な要因の一つに、駐車場の確保がありますので、そのことについても今後住民の利便性の高い施設となるよう検討します。（２）施設規模（３）機能の詳細図書館機能・ 「書架」「机・椅子」「その他家具」「サイン」「ユニバーサルデザイン」「ＩｏＴ・ＩＣＴ」に関する計画を定めました。・ 「白馬村資料収取基本方針（案）」を定めました。・アーカイブ機能の方針を定めました。・ 運営については、図書館サービスを適切に担える司書資格を有するスタッフと、その他充実したサービスの提供のための司書以外のスキルを持ったスタッフがいることとしました。マンガ・ マンガ館としてではなく、ピロティ空間やカフェスペース等を有効活用する方向性でマンガを活用します。・ 若者に向けた学習マンガのコーナーや外国人に日本文化を伝えるマンガ等を選び、滞在と交流に繋げます。カフェ・ 小さな子供を連れて訪れ、遊ばせながら保護者がコーヒーやお茶を楽しめる場とします。ホール・２００席程度で整備します。・ 村民の活動発表や親子企画も活用できることと、上質な音楽演奏などが楽しめることが両立するようなホールを目指します。子育て支援機能・次の３つの機能を核としました。① 子育て支援センター機能（活動スペース・遊戯室・相談室等を含む）　 活動スペースと遊戯室は広々とした明るい空間で、一体的な部屋として整備②各種教室・児童館　　 児童館と保育室を一体的なスペースとして、仕切り等が可能な多目的室として整備③屋内型広場　 シンボルとなる大型遊具を設置し、天候に左右されずに年間通して遊べる場の創出。　 その他、食育のための調理室機能や屋外広場についても検討します。　　昨年度策定をした基本構想のスケジュールでは、令和５年を開館目標としていましたが、建設候補地としてＪＲ白馬駅を最優先として進めることとなった事から、ＪＲ東日本等との調整などが必要となり、スケジュールが変更となっています。また、今後の関係機関との協議等の状況により、今後のスケジュールは変更となる事があります。（４）令和２年度以降のプロセス令和２年度は、今回策定をした白馬村図書館等複合施設基本計画を基に、ＪＲ東日本等関係機関との調整や協議を進め、建設地を確定することや、近隣で駐車場用地確保のための調査、観光目線のみでなく住民目線を重視した事業内容やサービスの質の検討、官民連携事業として民間事業者の参画意欲調査、活用可能な国の交付金に関する調査等を進め、白馬村図書館等複合施設の建設に向けて検討を進めていきます。機能面積（想定）※図書館機能1500㎡程度一般書350㎡程度地域・行政資料150㎡程度青少年40㎡程度児童書180㎡程度ブラウジング30㎡程度AV・インターネット70㎡程度学習室180㎡程度バックヤード500㎡程度子育て支援機能800㎡程度ホール機能250㎡程度図書館・子育て支援以外のその他の機能については、今後の官民連携可能性調査などによって、機能を決定していきます。マンガ館機能500㎡以内カフェ機能150㎡程度その他500㎡程度合計3,700㎡以内上記の施設規模に加えて、駐車場については、常時約50 台分の駐車が可能になるよう、周辺の土地の活用も含めて検討していきます。同時に、ホールでの催しやその他イベント開催時に連携可能な駐車場用地も視野にいれて検討します。※ 詳細の数値については、今後の関係者との協議のうえで具体的に確定していきます。白馬村・JR 東日本における事業内容の交渉白馬村にとる必要用地の交渉や取得官民連携手法導入可能性調査及び検討特定事業の選定、事業者公募及び選定設計・施工・運営準備等開館時期令和２年度令和3 年度令和4 年度令和5 年度令和6 年度予定予備期間理想No.3お問合せ　白馬村役場　総務課企画調査係　電話：0261-72-7002白馬村教育委員会　生涯学習スポーツ課　電話：0261-85-0738