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概要

広報はくば7月号

2館報はくば Vol.498・嶺方諏訪社地区中央にあり、東向きに鎮座する産土神で雨降宮の別称があります。境内には村指定の文化財老杉群(9本)やカツラがあり、神社の創祀の古さがしのばれ鎮守の森を形づくっています。また、村の文化財として大小32面の絵馬と神木カツラに打ち込まれていた諏訪明神シンボルの薙鎌や鉄鐸、古文書等が宝物蔵にあります。神社を少し下り右手やや小高い場所に、空洞化した大きなクリの木に抱きかかえられる格好で、珍しくイチイの雌株が生育しておりこれも村文化財に指定されています。・切久保諏訪社切久保地区の北側、老杉に囲まれた千国街道沿いにあります。いわゆる川北地域の総社として霧降宮とも呼ばれ、長年にわたって住民の崇敬を集めてきました。秋の例大祭は尾花祭りともいわれ、七尊面を先頭に少女たちの尾花踊りが奉納されています。・細野諏訪社八方地区の西麓にあり、霜降宮の別称で境内にある大杉の神木は村内最大の巨樹として村文化財に指定されています。旧地区名細野を継承し、境内には皇族方の白馬岳登山の際のお手植え樹がいくつかあります。近くには薬師堂があり村文化財に指定されている樹齢300年を超えるエドヒガン桜が信仰に支えられ保護されています。5月14日にその一部が倒木しました。今後八方区とともに保護保全に努めていきます。このほかにも村内の各地区、集落には小社や祠がたくさんあります。白馬村は豪雪地帯のために、しかるべく形式をそなえた木造本殿は覆屋に納められ、保存状態が良いです。しかしながら、過疎地域のためにその維持管理が困難になり、廃絶してしまった神社もあります。神々しい歴史文化の文化財を見てまわりますと、不思議と心が清々しくなります。今年度実施予定のコンサート等が延期または中止となっております。今後の予定が定まっておりませんが、ウイング21友の会役員や演者の皆様と連絡をとり、実施するための準備をしております。毎年ホールイベントを楽しみに足を運んでいただいております村民の皆様にはご迷惑をおかけしますが、今後実施が決まり次第広報していきます。ウイング21芸術文化シリーズ実行委員会から嶺方・クリ及びイチイ切久保諏訪社八方薬師堂・エドヒガン桜R2.4.30 一部倒木前嶺方諏訪社・老杉群切久保諏訪社・入口細野諏訪社・大杉