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概要

広報はくば9月号

10シリーズ 白馬村立地適正化計画③持続可能なコンパクトなまちづくり白馬村では、村全体の都市構造を見直し、人口減少や少子高齢化に対応したコンパクトな村を目指すための取り組みを示す「立地適正化計画」の策定を進めており、この計画について6回のシリーズでお伝えしています。3回目となる今回は、計画の目的、目指すまちの姿、都市機能誘導区域についてお伝えします。計画の目的と目指すまちの姿村の人口は平成17(2005)年以降減少に転じており、今後もその傾向が続くとともに少子高齢化が進行する推計となっています。その一方で、スキーブームの到来からこれまで都市が広がり続けてきました。そこで、都市の拡散を抑制し、将来の人口規模に見合った持続可能な都市構造を実現することを目的として立地適正化計画を策定します。また、白馬のまちづくりマスタープランに基づいて、この計画で目指すまちの姿・白馬村の都市の骨格構造を定め、その実現のために都市機能誘導区域・誘導施設、及び居住誘導区域を設定します。目指すまちの姿の実現のためには、新たに建設される住宅や生活に必要な施設の立地場所を、長期的な視点のもとに誘導していくことが必要です。そのため、この計画の目標年度は、概ね20年後の令和22(2040)年度とします。都市機能誘導区域都市機能誘導区域とは、医療・福祉・商業などの都市機能を集約し、生活に必要なこれらのサービスを効率よく提供できるようにしていく区域であり、都市機能が一定程度充実している場所、公共交通によってアクセスしやすい場所などに設定することとされています。生活に必要な施設の立地状況や今後のまちづくりの方向性をもとに、この計画では白馬駅周辺、及び神城駅周辺の2ヶ所に設定します。この2駅から800m圏(一般的な徒歩圏)に含まれる生活に関連する施設を全て含むように都市機能誘導区域を設定し、今後この区域内において生活に必要な施設の維持や集積を図っていきます。なお、災害発生のお立地適正化計画により目指す都市の骨格構造