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概要

広報はくば9月号

3蛇口【じゃぐち】から出てくる「水道水」のもとの水(「原水【げんすい】」)。白馬村では3つ水源に分類されます。白馬村の原水は、地下水・湧き水、そして、川の水の3つとなりますが、それぞれの原水に最も合った浄水【じょうすい】処理方法を選び、「水道法」で定められた水質基準に合格する水道水を作っています。上記イラストは、二股浄水場の処理のイメージになります。安全な水とは…水源の水を浄水場で沈【ちん】でん・ろ過【か】・消毒【しょうどく】をして、安全な水道水にすることです。「沈でん」とは、沈でん池【ち】に取り入れた水の中のゴミやにごりを沈【しず】め、取りのぞくことを言います。「ろ過」とは、沈でん池を通過した水を、砂【すな】や砂利【じゃり】の層【そう】を使ってさらにきれいにすることです。白馬村では『急速ろ過』の方法を採用しており、多くの水を早くろ過するために薬品を使用しています。「消毒」とは、「ろ過」した水に塩素【えんそ】を入れて消毒し、安全な飲み水にします。日本の水道水は、蛇口に届くまで塩素による消毒の効果を残すことがルールです。ただし、塩素ではにごりや汚【よご】れは取り除くことができません。そのために沈でん・ろ過という作業を行っています。きれいな水なのに?白馬の原水は川の水だけでなく、井戸水や湧き水も使用しています。「井戸水や湧き水はきれいじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃると思います。沈でん・ろ過・消毒の作業を行っているのは、川の水をくみ上げている二股水源のみで、井戸水の源太郎水源と、湧き水の楠川水源は、消毒のみできれいで安全な水道水となっています。『塩素消毒のみ』の浄水場の数は半数以上と多いものの、日本全体で作られている水道水の量から見ると、そのほとんどが『急速ろ過』で作られています。きれいで安全な水源は白馬村の宝です。お問合せ 白馬村役場 上下水道課上下水道係 電話:0261-85-0714全国の浄水量の割合全国の浄水場の処理方法の割合水道水はどうやって作るの?