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概要

広報はくば10月号

16健康づくりだより がん検診のギモン解決!お問合せ 白馬村役場 健康福祉課健康づくり係 電話:0261-85-0713◆ 知っていますか? 検診と診療の違い検 診診 療? 健康で生活に支障のない人が対象?がんの可能性は低い? 見つかるがんの多くは早期がん? 症状があり困っている人が対象?がんの可能性が高い? 自覚症状が出てから病院へ…検診は自覚症状がない人が対象なので、早期がんまたはがんになる前で発見されることが多い診療で見つかるがんは、早期がんより進んでいることが多い◆ 正しく理解しよう! がん検診のメリット・デメリットメリット?がんにより亡くなることを防げる? 前がん病変(がんになる前)で見つけて治療でき、がんになることを防げる [例]子宮頸がん、大腸がんデメリット?検診や精密検査に伴う偶発症 [例]放射線被ばく、出血、腸管穿孔? 偽陽性:誤ってがん疑いありと判定される ⇒不必要な精密検査や、検査結果がわかるまでの不安? 偽陰性:誤ってがん疑いなしと判定される ⇒治療の遅れ(1回の検査で見つからないこともあるため定期的な検診が必要)? 過剰診断:見つける必要のないがんが見つかること ⇒早期治療の視点から、生命を脅かさないがんにも検査や治療が行われてしまう10月は、国が定めた「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」です。がん検診は、症状のない健康な方が対象です。そして、1回受けて終わりではありません。 「がんで死亡するリスクが低くなる効果」が科学的に証明された適切ながん検診を定期的に受けましょう!推奨されている受診間隔や対象年齢で受診しないと、検診の効果が保証されなかったり、デメリットが大きくなったりする場合があります。推奨されている間隔・年齢で受診することが望ましいです。がんが心配なので、もっと若い年齢から検診を頻繁に受けたいのですが?必ず受けてください。検診は、がんの「疑い」を見つけるもので、がんかどうか診断するのは精密検査です。がんの部位によって、適切な精密検査方法があり、その方法で受けなければ、検診の効果がなくなってしまいます。精密検査になったからといって、必ずしもがんであるとは限りません。過度に恐れることなく、すぐに精密検査を受け、必要時には治療を受けることが重要です。精密検査は、必ず受けなければいけないのでしょうか?検診方法は、たくさんのがんを見つけることではなく、死亡率を下げるかどうかで証明され、さらにデメリットがメリットに比べて十分に小さい場合に推奨されます。これは、世界共通の基準です。治療薬が、その治癒効果が十分に評価された後に患者さんに適応されるのと同じです。最先端の検査は、死亡率を下げるかどうかの評価がまだ不十分であるため、国が検診として推奨していないのです。テレビで紹介されていた最先端のがんの検査が、自治体の検診にならないのはなぜ?令和2年11月9日(月)・10日(火)に、肺がん・胃がん・大腸がん・前立腺がん検診があります。お申込みがまだの方は、お問合せください。