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概要

広報はくば11月号

白馬お野菜カレンダーは白馬村行政ホームページ(https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/index.html)「食育推進計画」のページからもご覧いただけます。月野菜12月 1月 2月 3月上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下雪中せっちゅうキャベツ雪下せっかにんじん白馬村食と健康を考える会白馬村食と健康を考える会は、村内の小中学校の保健の先生・栄養士の先生、保育園の栄養士さん、幼稚園の先生、役場の保健師・栄養士をメンバーに、子供達や村民の方々が食を中心に正しい生活習慣をつくっていけるような活動をしています。白馬村で冬にとれる野菜をカレンダーにしました。白馬は雪が多く、冬に育てられる野菜は少ないですが、冬野菜には身体を温める特徴があります。それは冬野菜に多く含まれるビタミンEが血行促進作用、ビタミンCは鉄分の吸収を促進する働きを持つため、毛細血管の機能を保ってくれる作用があるからです。雪中せっちゅう野菜やさい冬ふゆの加工かこう( 浸し豆ひた まめ・凍みし大根だいこん)東北や信越などの地方で愛される郷土料理です。美しい青大豆をゆでこぼし、じっくりだしに漬けて味を含ませます。素朴ながら深い味わいのヘルシーフード。凍み大根とは、極寒の地で生活する人々の知恵で生み出された保存食です。寒干し大根は、1月から2月の一番寒い頃に作り、凍ったり解けたりを繰り返しながら風に当たることで甘味が増していきます。切干し大根とはちょっと違った風味で、作っておけばいつでも戻して食べることができます。まさにだいこんを上手に保存する先人の知恵です。自然の理に合わせ、秋に収穫されただいこんは、土の中に保存され、冬が来るのを待ちます。寒中に掘り出し、寒さにさらし乾燥させ、春の訪れとともに完成です。◎ 浸し豆 ◎ 凍み大根雪中野菜は、雪下野菜、越冬野菜などの呼び方もあり、雪の下で越冬させた野菜たちのことをいいます。雪の多い地域では古くからの生活の知恵として、冬場の野菜づくりがままならないため、秋に収穫するにんじん、だいこん、キャベツなどの野菜を収穫せず、そのまま雪の中に寝かせることで、春先まで野菜を保存しておけるのです。雪の中は温度がおよそ0℃程で一定で凍らず、野菜は、冷たさから命を守るため、糖度が高くなり旨みが増していきます。冬には是非、雪下・雪室で甘みの増した美味しい野菜を食べてみてください。17お問合せ 白馬村役場 健康福祉課健康づくり係 電話:0261-85-0713