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概要

広報はくば11月号

8シリーズ 白馬村立地適正化計画⑤持続可能なコンパクトなまちづくり白馬村では、村全体の都市構造を見直し、人口減少や少子高齢化に対応したコンパクトな村を目指すための取り組みを示す「立地適正化計画」の策定を進めており、この計画について6回のシリーズでお伝えしています。5回目となる今回は、立地適正化計画に関するよくある質問及びそれに対する回答についてお伝えします。A村民の生活に必要な医療・福祉施設、商業施設や住居等がまとまって立地し、村民がこれらの生活利便施設等に公共交通を利用してアクセスできるよう、福祉や交通等も含めて都市全体の構造を見直し、『コンパクトシティ・プラス・ネットワーク』のまちづくりを進めていくための計画です。この計画では、現在よりも人口減少・少子高齢化が進むと考えられる、約20年後を見据えた目指すべきまちの姿を定めます。さらに、その実現のために、生活に必要な施設や住居等が集まるようにしていくべき場所(都市機能誘導区域・居住誘導区域)及び集まるようにするための方法や取り組み等を定めます。白馬村では、自家用車依存の高まり等を受け、まちの拡大が進んできました。その一方で、人口減少・少子高齢化が今後も続く予測となっており、現状の拡大したまちを維持していくことが難しくなっていくと考えられます。そのため、この計画に沿って、将来にわたって持続可能で、誰もが安心して快適に暮らすことのできる白馬のまちをつくっていくことが必要です。A公共施設・医療・福祉・商業等の都市機能を集約し、生活に必要なこれらのサービスを効率よく提供できるようにしていく区域です。都市機能が一定程度充実している場所、公共交通によってアクセスしやすい場所等に設定することとされており、白馬村立地適正化計画では白馬駅周辺及び神城駅周辺の2ヶ所に設定します。また、この都市機能誘導区域内に集約すべき施設を誘導施設として設定します。都市機能誘導区域内に集約すべき施設とは、あくまで居住者の生活に必要な施設であるため、ホテル・アウトドアショップ・土産物店など観光関連の商店及び宿泊施設等は誘導施設としていません。白馬村立地適正化計画とは?/なぜこの計画が必要?Q 都市機能誘導区域とは?白馬村における立地適正化計画の必要性人口減少・少子高齢化・まちの拡大が進んでいる・生活に必要な施設の利用者減少 ⇒ 診療所や商店等生活に必要な施設が維持できなくなる・車を運転できなくなる人の増加 ⇒ 診療所や商店等が近くに無く生活に困る人が増える・税収などの減少 ⇒ 拡大してきた道路網や上下水道網が維持できなくなる等の影響が生じる・ 生活に必要な施設や住居等がまとまって建っているまち・ 徒歩や公共交通で、誰もが生活に必要な施設に行けるまち=『 コンパクトシティ・プラス・ネットワーク』のまちをつくっていく必要があるこのままではそうなる前に※1…内科、外科、整形外科のいずれかを有するもの ※2…高齢者福祉施設のうち通所型・訪問型施設・小規模多機能施設 ※3…延べ床面積150㎡以上の食料品・生活用品を取り扱う店舗(土産物店等を除く) ※4…ウイング21を指す ※5…白馬村公民館条例に記載のあるもの立地適正化計画のイメージ(資料:国土交通省HP)都市機能誘導区域・区域別の誘導施設Q<白馬駅周辺の誘導施設>・子育て支援センター ・小学校 ・中学校・文化会館※4 ・公民館※5 ・図書館 ・役場・診療所※1 ・福祉施設※2 ・商業施設※3 ・金融機関(郵便局・農業協同組合・銀行・信用金庫)<神城駅周辺の誘導施設>・診療所※1 ・福祉施設※2 ・商業施設※3 ・金融機関(郵便局・農業協同組合)