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概要

広報はくば1月号

謹賀新年明けましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、ご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染が全世界に広がり、社会経済が一変してしまい、特に緊急事態宣言が発令された4月から5月にかけては、ほとんどの経済活動が一時ストップした状態でした。白馬村では、私も記憶にないほどの雪不足と追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症の拡大で、観光産業や関連する業種に影響を受け経済が滞ってしまい、今なお新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、この冬のインバウンドの入り込みも期待できない状況にあります。また、コロナ禍では日常生活や社会活動においても、今までの日常との違いや不便さを感じることが多々ありますが、これからは新しい生活様式を取り入れた生活が、「日常の生活」として、当たり前のように生活していかなければなりません。白馬村では国・県との連携支援事業や村単独での支援事業が実施されましたが、村民の皆様の生活の維持、村内経済が上向きになるよう議会としても取り組んでまいります。世界の課題ともいえる感染症や地球温暖化による気候変動は、数年あるいは数十年単位でつきあっていかなければなりません。一人の行動、地域や村単位での活動、国単位、世界規模でこの課題を乗り越えていくためには何を考え、どのような行動を起こすのか考えていかなければなりません。まずは身近な小さな単位で考えて行くことが必要だと思います。私ども白馬村議会議員の任期は、残すところあと4か月となります。この任期中には白馬村議会基本条例を制定し、村民と議会との意見交換会を通じて貴重なご意見をお聞きすることができました。村民の皆様とともにある議会として一緒に考え、村政運営に活かされるよう提言してまいります。有効性のある新型コロナワクチンの発表は、一つの明るい兆しであり、順調にいけば今年からワクチン接種が開始されることが期待されます。令和3年が、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、賑わいある白馬村を取り戻す一年となることを願い、新年のごあいさつといたします。白馬村議会議長 北澤 禎二郎3