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概要

広報はくば2月号

15お問合せ 白馬村役場上下水道課   電話:0261-85-0714して一定額を補助する補助金制度を設けていますので、この記事を読んで気になった方は上下水道課や浄化槽を設置することのできる業者さんへご相談してみてください。浄化槽の管理右の表をご覧いただくと、浄化槽は定期的な点検が必要だということが分かります。この点検は簡単ではなく、専門の知識が必要です。まず、浄化槽は微生物を使って汚水を処理しますので、いつまでも放っておくわけにはいきません。大きさによりますが、一般的な浄化槽では、四か月に一回点検をしなければいけません。また、微生物は汚水の養分を食べて活動しますが、死なないように維持管理をしていると無限に繁殖します。維持管理をちゃんとしていても、微生物を放っておいてはいけないのです。増えすぎた微生物は汲み取りをして減らさなければいけません。これらの管理を怠ってしまうと、放流する水がきれいになりません。環境を守るため、快適に生活をするため、浄化槽を適正に維持管理していただければと思います。おわりに下水道のない地域では救世主となる浄化槽、とても便利な機械ですが、維持管理が少し大変…というお話をさせていただきました。ただ、実際に浄化槽を持って維持管理をするときは業者さんにやってもらいますので、日頃生活する分には何ら違和感なく過ごせると思います。汲み取りの時にも浄化槽の底のほうに溜まっている微生物を吸い取るだけですので、ボットン便所の汲み取りのときのような激臭がするということもありません。白馬でよく耳にするお話の一つに、「家(別荘)を買ったんだけどボットン便所だった…」というものがあります。もしも臭いやトイレの構造が気になるようであれば、浄化槽の導入を検討してみることをおすすめします。