地球温暖化対策地域推進計画

 白馬村では、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、村、事業者及び村民が連携して温暖化対策を推進し、温室効果ガス削減を通じ、ゼロカーボンとネイチャーポジティブを目指すため、「白馬村ゼロカーボンロードマップ（地球温暖化対策推進計画・区域施策編」及び「白馬村地球温暖化対策推進計画（事務事業編）」を策定しました。

区域施策編は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第19条に基づき、村内の温室効果ガスの削減を目指す計画で、村内から排出される二酸化炭素の目標数値や、それを達成するために村、事業者及び村民が行うべき施策などを記載しています。

白馬村では、白馬村ゼロカーボンビジョンにて、2050年の二酸化炭素削減目標を定めていますが、本計画では2030年の二酸化炭素排出量を60％削減することを定めました。

また、地球環境を取り巻く問題として気候変動と生物多様性は密接にかかわりあう重要な部分であり、生物多様性の回復においても責任を持ち、さまざまな生命（動物・植物）が共に生きていける未来を目指します。

事務事業編は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条に基づき、村が自ら排出する温室効果ガスの削減を図るための計画で、村の施設から排出される二酸化炭素の削減目標や、目標達成のために村が行う施策などを記載しています。

本計画では、2024年（令和6年）を新たな基準年度と定め、2030年（令和12年）までに更に50%の削減を目標として設定し、公用施設で使用するエネルギーの再生可能エネルギーの活用や、廃棄物の削減などによる二酸化炭素排出量削減を進めることで、地球温暖化の防止に取り組んでいきます。