白馬村の概要(位置・人口・気候等)
位置
白馬村は長野県の北西部に位置し、面積189.36キロ平方メートル、周囲65.5キロメートル、南北16.8キロメートル、東西15.7キロメートルを擁しています。
南は佐野坂峠で大町市と、西は後立山連峰を構成する白馬連峰により富山県と、北は小谷村と、東は長野市・小川村と、それぞれ隣接しています。
地域の中央部を南北に糸魚川-静岡構造線(フォッサマグナ西縁)が走り、この大断層地帯に白馬連峰から流れ出す河川によって扇状地が形成されています。
村の南部から北部へ曲折しながら流れる姫川は、白馬村の南端佐野坂に源を発し、東西山地より流れる支流、谷地川・平川・松川・楠川などと合流し、遠く日本海へ及んでいます。
西側の白馬連峰一帯は酸性火成岩類で形成され、急峻な山岳美を見せ、登山、ハイキング、スキー場など観光資源となっています。
また、東側山地は第三紀層で、やわらかな砂岩・凝灰岩などから成り、一部観光開発が進んでいますが、豊かな造林地帯となっています。
人口・世帯数の推移(国勢調査)
令和2年10月1日現在、白馬村の人口は8,575人(3,709世帯)となっています。
国勢調査が始まった大正9年の人口は5,895人で、昭和22年をピークとして45年頃までは若年層の都市流出にともなう人口減少が続きましたが、その後観光産業のめざましい発展と共に都市部からの転入・Uターンが相次ぎ、増加基調に転じました。
しかし、近年の少子高齢化や世界的な経済不況から出生数の低下や首都圏への人口流出に歯止めがかからず平成22年の同調査では昭和50年調査以来、約35年ぶりの人口減少に転じました。
国勢調査におけるより詳しい人口動態は国勢調査結果ページをご覧ください。
気候
白馬村の中心部は標高約700mで、山岳に抱かれた盆地であるため、全体的に冷涼な気象であることが特徴となっています。
年間の降水量は1,900~2,000mmほどで、冬期には日本海側からの寒気が北アルプスに当たり多量の降雪をもたらしています。
以下のグラフは1991年から2020年までの30年間を平均したものです。
気温・雨量・積雪の観測極値
極値 | 観測年月日 | 観測期間 | |
---|---|---|---|
最高気温 | 36.2度 | 平成6年8月16日 | 昭和53年11月~現在 |
最低気温 | -18.7度 | 昭和56年1月31日 | 昭和53年11月~現在 |
最高雨量 | 188ミリメートル | 平成7年7月11日 | 昭和51年4月~現在 |
最高積雪 | 187センチメートル | 昭和55年12月28日 | 昭和55年11月~現在 |
1時間の 最大 降水量 |
68.5ミリメートル | 令和4年8月6日 | 昭和51年4月~現在 |
地目別面積
総数 | 田 | 畑 | 宅地 | 山林 | 原野 | 湖沼 | 雑種地 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
189,360,000
|
7,673,411
|
2,262,744
|
4,547,392
|
24,824,238
|
28,223,214
|
59 |
2,323,298
|
119,505,644
|
[平方メートル]
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更新日:2024年05月07日