ペットを飼育される方へ
ペットの行動や飼い主のマナーに対する苦情が増えています。
ペットを飼っている皆さんが生活する地域の中には、動物が苦手な人や被害を受けやすい子どもやお年寄りも住んでいます。
ペットを飼うためには周囲に迷惑を掛けないように十分気をつけなければいけません。
”しつけ”をしっかりとしましょう
トイレの場所を決めて、食事後などにその場所でさせてください。
犬の散歩に行くときは、散歩の前にトイレを済ませる習慣をつけさせましょう。
犬が無駄吠えをしないように犬が吠える理由を考えたり、吠え癖がある犬は夜間は玄関に入れるなどの配慮をしましょう。
犬は檻の中に入れるか、丈夫な鎖や綱でつないで飼い、散歩のときも引き綱を付けて行きましょう。
散歩のときのマナー
犬が散歩のときに他の犬や大きな音などに驚いて綱をちぎったり、首輪が抜けて逃げ出すことがあります。毎日散歩の前には綱や首輪を点検しましょう。また、万一の場合に備えて首輪に鑑札や迷子札を付けましょう。
公園や道路などで犬を放すのは大変危険です。必ず引き綱を付けて散歩させ、周囲の方の迷惑にならないよう配慮してください。
散歩のときはビニール袋等を持って行き、犬が糞をしたときには必ず持ち帰るようにしてください。そのまま放置したり他人の土地等に埋めてたりしてはいけません。持ち帰った糞は可燃ゴミとして処理してください。
ペットを捨てないでください…
ペットは最後まで責任を持って飼ってください。
もし、どうしても飼えなくなった場合は、責任をもって飼ってくれる人を自分で探して、決して捨てたりしないでください。野良犬や野良猫が増えて問題を起こしたり、最近は外国から輸入されたペットが野生化し、日本固有の自然体系に悪影響を与えて問題になっています。
どうしても飼い主が見つからない場合は大町保健所(0261-22-5111)か、白馬村役住民課(0261-85-0715)へ相談してください。
野良猫が増えています
野良猫が家の前に糞や尿をして悪臭が出たとか、家の中の食べ物を盗んだり畑を荒らすなどの苦情が多く出ています。
また、病気や交通事故で死んでしまいその死骸についての苦情も多く出ています。
猫を飼われている方は次の点に十分注意していただき、近所の迷惑やトラブルの原因にならないよう飼育してください。
猫を捨てないで…
ペットとして猫を飼う以上、最後まで責任を持って飼いましょう。子猫が生まれて飼いきれないときには、責任を持って飼ってくれる人を探して譲ってください。また、よその家の庭や畑で糞や尿をさせないためになるべく家の中で飼うようにしたり、子猫を過剰に増やさないために避妊手術をさせることをおすすめします。
野良猫に餌を与えている方へ
野良猫に餌だけを与えている方は「猫が可哀想だから…」と思っているかもしれませんが、それにより野良猫が集まり子猫を生むことにつながり、ますます野良猫が増えて近所の家に迷惑を掛けることになります。ですので、野良猫には餌を与えないでください。
野良猫に関する相談は
野良猫に関する相談は大町保健所(電話番号:0261-23-6528)までお願いします。
これからペットを飼う方へ
ペットを飼うことは、その一生に責任をもつことです。ペットを飼う前には、本当に飼い続けられるのか、飼育面、経済面などを始めとしてしっかりと家族内で話し合いをしましょう。
飼う前に確認をしましょう
●家族内に飼う予定のペットに対してアレルギーがないか確認をしましょう。
専門病院などで動物アレルギーの検査をしてもらい、動物アレルギー発症の可能性があると分かった場合には、どのように対策をするのか、飼う、飼わないも含めて家族内で十分話し合いをしましょう。
●住んでいる住宅(アパートやマンションなど)が「ペット可」であることや、ペットに関するルールなどがないか確認をしましょう。
ペットと安心して暮らすには「ペット可」であることは絶対条件です。集合住宅内だけでなく、周囲の住宅や環境にも十分配慮してペットを飼いましょう。
更新日:2022年08月31日