白馬村のナラ枯れ被害対策について
ナラ枯れ被害が報告されています
〇ナラ枯れ被害の状況
白馬村では平成21年頃に和田野地区やどんぐり地区においてナラ枯れが発生し、行政や地域の方々で防除処理を行いました。一旦は落ち着いたものの、令和2年頃からどんぐり地区、岩岳、新田地区で再び発生し、令和7年度からは八方地区やみそら野地区などでも発生が確認されています。
〇ナラ枯れの原因
ナラ菌を持ったカシノナガキクイムシ(在来種)が、ナラ類に大量に穿孔し、樹体内でナラ菌が蔓延することで、通水が阻害され、ナラ枯れが引き起こされます。
〇ナラ枯れの被害を受ける樹種
ミズナラ、コナラ、カシワ、クヌギ、クリなど。
〇ナラ枯れの特徴
・紅葉の時期ではない真夏から晩夏にかけて急に葉がしおれはじめ、茶色や赤茶色に枯れる。
・幹には根元から5mぐらいの高さまで、カシノナガキクイムシが穿入した直径2ミリメートルほどの穴がたくさん開いている。
・穴からは大量の「フラス(粉状の木くずと虫の排泄物が混じったもの)」が出て、根元や樹皮に堆積している。
【昨年の7月下旬頃からナラ枯れが発生したことに伴い、令和7年8月28日に会議を行いました】
〇令和7年度白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議での確認要旨(抜粋)
1.行政が中心となりナラ枯れ処理をしてきたが、公費を投入することには限界があること。
2.被害が全村に広がりつつあるため、今後、伐倒くん蒸処理は効果が期待できないことから、伐採玉切り処理に移行すること。
3.真に守りたいナラに適切な時期に樹幹注入を行っていくこととする。ただし、樹幹注入したナラも状況によって枯れてしまう可能性があることも念頭におく必要がある。
4.被害木を薪として利用する場合は年内に薪割りを行い、村内で消費すること。
5.過去に白馬村と同様のナラ枯れ被害のあった栄村では自然的に終息し、村では特に大きな対策をしなかったこと。
6.ナラ枯れ被害が大きかった、どんぐり地区展望台付近のナラの植生が回復していること。
〇今後の取り組みについて
・専門家及び関係者による対策会議の開催
・ナラ枯れ被害の現地調査実施
・住民などによる薬剤防除
・被害拡大防止のための森林整備(間伐など)の実施
・被害木の利活用(ベンチなどの製作)
【森林管理の基本は所有者です】
森林経営管理法では森林管理の基本は所有者責任とされております。万が一枯れた木が倒れたり、落ちた枝が当たって第三者に危害を及ぼした場合は所有者の責任となります。
宅地内や山林内の木は個人財産となりますので、支障木(病害虫被害木)等の伐採は個人で行ってください。
※補助制度あり(ただし、令和8年度当初予算分は受付終了)
※詳しくは農政課までお問合せください。
カシノナガキクイムシが入った痕(穿孔痕)
カシノナガキクイムシ(成虫)と穿孔痕2つ
この記事に関するお問い合わせ先
農政課 林務係
〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-0766 ファックス:0261-72-7001







更新日:2026年08月12日