白馬村のナラ枯れ被害対策について

ナラ枯れ被害が報告されています

〇ナラ枯れ被害の状況

白馬村では平成21年頃に和田野地区やどんぐり地区においてナラ枯れが発生し、行政や地域の方々で防除処理を行いました。一旦は落ち着いたものの、令和2年頃からどんぐり地区、岩岳、新田地区で再び発生し、令和7年度からは八方地区、みそら野地区、飯森地区、飯田地区などでも発生が確認されています。

〇ナラ枯れの原因

ナラ菌を持ったカシノナガキクイムシ(在来種)が、ナラ類に大量に穿孔し、樹体内でナラ菌が蔓延することで、通水が阻害され、ナラ枯れが引き起こされます。

〇ナラ枯れの被害を受ける樹種

 ミズナラ、コナラ、カシワ、クヌギ、クリなど。

〇ナラ枯れの特徴

 ・紅葉の時期ではない真夏から晩夏にかけて急に葉がしおれはじめ、茶色や赤茶色に枯れる。

 ・幹には根元から5mぐらいの高さまで、カシノナガキクイムシが穿入した直径2ミリメートルほどの穴がたくさん開いている。

 ・穴からは大量の「フラス(粉状の木くずと虫の排泄物が混じったもの)」が出て、根元や樹皮に堆積している。

【令和8年8月中旬からナラ枯れが発生したことに伴い、令和8年10月2日に会議を行いました】

〇令和8年度白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議での確認要旨

1.ナラの木が枯れる前に伐採し、カシノナガキクイムシの穿入が確認された木はチップ化、未確認木は薪として搬出するなど、利活用に努めることが理想的であること。

2.白馬村での被害は今がピークと思われ、被害地区は移動しつつも増加量は鈍化し、いずれ終息すると考えられること。

3.皆伐から2年が経過した岩岳スキー場南斜面では、更新完了基準を満たす数のミズナラ、リョウブの順調な生育が確認されていること。

4.後世のために、現在取り組んでいる対策の状況やその成果を記録として残すことが重要であること。

5.ナラの木が枯れる前にできるだけ地際で伐採することで萌芽更新が見込めること。

6.全ての樹を処理することはできないため、村は公有管理地の樹を処理し、民有地については昨年度創設した「支障木伐採・森林病害虫防除補助金」の活用等により、所有者にて処理すること。 

 

【森林管理の基本は所有者です】

森林経営管理法では森林管理の基本は所有者責任とされております。万が一枯れた木が倒れたり、落ちた枝が当たって第三者に危害を及ぼした場合は所有者の責任となります。

宅地内や山林内の木は個人財産となりますので、支障木(病害虫被害木)等の伐採は個人で行ってください。

 ※支障木(病害虫被害木)伐採補助制度あり。(ただし、令和8年度当初予算分は受付終了)

 ※詳しくは、農政課までお問合せください。

穿孔痕

カシノナガキクイムシが入った痕(穿孔痕)

カシノナガキクイムシ(成虫)と穿孔痕2つ

カシノナガキクイムシ(成虫)と穿孔痕2つ

この記事に関するお問い合わせ先

農政課 林務係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-0766 ファックス:0261-72-7001


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更新日:2026年10月16日