ノロウイルス対策
毎年11月下旬から年末にかけて急増する傾向にありますので、注意してください。
ノロウイルスは強い感染力を持つウイルスで、ヒトの身体に入ると下痢やおう吐、発熱などを起こします。
普通は1~2日程度で治りますが、小さなお子さんやお年寄りは、下痢やおう吐で脱水症状を起こしたり、おう吐物をのどに詰まらせたりする心配があるため、注意が必要です。
予防のポイント
1.とにかく、石けんで手をよく洗いましょう!
トイレのあと、お料理の前、食事の前には、必ず石けんでよく手を洗うこと!
ウイルスは石けんによる手洗いで落とせます。
2.感染した人の便やおう吐物には触れないようにしましょう!
ウイルスはごくわずかな量でも、手などを介して感染してしまう可能性があります。直接手で触れないよう、使い捨ての手袋やティッシュペーパーなどを使って処分しましょう。
3.カキなど二枚貝はよく加熱しましょう!
カキなどの二枚貝はノロウイルスに汚染されていることがありますが、十分な加熱でやっつけることができます。調理器具も清潔にするよう心がけてください。
ご心配な方は…
下痢やおう吐、発熱などの症状がある場合は、早めに医療機関で受診してください。
また、ノロウイルスに関する一般的なお問い合わせは、大町保健所までお願いいたします。
ノロウイルスって、なに?
ノロウイルスは、以前、「小型球形ウイルス(SRSV)」や「ノーウォーク様ウイルス(NLVs)」と呼ばれていたものです。
このウイルスは感染力が強く、二次感染を起こしやすいため、しばしば集団発生を起こすことがあります。
また、ウイルスに汚染された飲食物により食中毒を起こすこともあり(特に冬季の食中毒はノロウイルスによるものが非常に多い)、感染症と食中毒の両面から感染防止対策が必要となります。
ノロウイルス感染症・食中毒の正しい知識を身につけ、かからないようにしましょう。
更新日:2024年12月14日