麻しん(はしか)に注意しましょう!

長野県内で麻しんの発生が報告されています。 感染力が非常に強く、重症化することもある感染症です。ワクチンを未接種の方が増えており、感染が広がりやすい状況が心配されています。

 

麻しん(はしか)ってどんな病気?

麻しんは、麻しんウイルスによって起こる急性のウイルス感染症です。

  • 空気感染・飛沫感染・接触感染により、非常に高い感染力で広がります。
  • 免疫を持っていない人はほぼ確実に感染すると言われており、集団の中で一気に広がる危険性があります。
  • 発熱やせき、鼻水などの症状から始まり、その後高熱と発疹が出現します。
  • 肺炎や脳炎などの重い合併症を起こすこともあり、特に乳幼児では重症化のリスクが高い感染症です。

 

麻しん(はしか)の症状は?

1. 潜伏期(約10~12日)
症状はなく、一見すると健康に見えます。しかしこの間もウイルスは体内で増殖を続けており、感染に気づかないまま他者にうつしてしまう危険があります。

2. 前駆期・カタル期(約2~4日)
発熱、せき、鼻水、目の充血など、一見すると風邪と区別がつきにくい症状が現れます。この時期に見られるコプリック斑(頬の粘膜に現れる白い小斑点)が、麻しんに特有の重要なサインです。見逃さないことが早期発見のカギになります。

3. 発疹期
高熱が続くなか、耳の後ろ・顔から始まった発疹が全身へと広がります。この時期が最も重篤で、肺炎・中耳炎・脳炎などの合併症を引き起こすリスクがあります。

4. 回復期
発疹が引き、症状は徐々に落ち着きます。しかし麻しんは免疫機能を著しく低下させるため、回復後も数週間は別の感染症にかかりやすい状態が続きます。「治った」と油断しないことが大切です。

 

麻しん(はしか)の感染経路は?

主な感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染 です。感染者と同じ空間にいるだけで感染することがあるほど、感染力は極めて強力です。咳やくしゃみがなくても、空気中に漂うウイルスを吸い込むだけで感染するリスクがあります。特に、ワクチン未接種者がいる環境では流行が起こりやすい状況です。

 

麻しん(はしか)を予防するには?

手洗いや咳エチケットなどの基本的な対策に加え、予防接種(MRワクチン)が最も有効 な予防方法です。定期接種の対象は以下のとおりです。

第1期:1歳のお子さん
第2期:小学校入学前(年長児)

接種期限を過ぎると、定期接種(無料)として受けることができなくなります。まだ接種がお済みでない場合は、早急に接種をご検討ください。期限を過ぎてしまった場合や接種歴が不明な場合は、ご相談ください。

 

受診するときのお願い

麻しんが疑われる場合は、医療機関に事前に電話連絡してから受診してください。
他の方への感染を防ぐためです。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

白馬村こども家庭センター(子育て支援課) 母子健康係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-8101 ファックス:0261-85-0723
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更新日:2026年04月27日