耐震改修

 公立学校施設は、児童生徒等にとって一日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに、非常災害時には地域住民の応急避難場所となるなど地域の防災拠点としても重要な役割を担っており、その安全性の確保は極めて重要です。
 このようなことから、平成7年に施行された「建築物の耐震改修に関する法律(耐震改修促進法)」により、昭和56年以前の建築物を対象に耐震診断を行うことが求められ、白馬村では、白馬北小学校の北校舎と白馬南小学校の南校舎を対象に平成17年度に第一次耐震診断、平成18年度に第二次耐震診断を実施し、その結果に基づいて平成19年度に2校の耐震改修工事を実施しました。
 今後も村民の皆様と情報を共有しながら、安全性の確保と教育環境の改善に努めて参ります。

学校別耐震化の状況

(平成20年4月1日現在)

白馬南小学校
棟名 建築年 構造 耐震指標(Is値)
改修前
耐震指標(Is値)
改修後
耐震改修状況
南校舎 昭和47 鉄筋コンクリート造 0.66 0.71 耐震改修済
北校舎 平成4 木造     耐震改修不要
体育館 平成15 木造     耐震改修不要
白馬北小学校
棟名 建築年 構造 耐震指標(Is値)
改修前
耐震指標(Is値)
改修後
耐震改修状況
北校舎 昭和46 鉄筋コンクリート造 0.36 0.72 耐震改修済
中校舎 昭和63 鉄筋コンクリート造     耐震改修不要
南校舎 平成1 鉄筋コンクリート造     耐震改修不要
東校舎 平成16 鉄筋コンクリート造     耐震改修不要
体育館 平成14 木造     耐震改修不要
白馬中学校
棟名 建築年 構造 耐震指標(Is値)
改修前
耐震指標(Is値)
改修後
耐震改修状況
本校舎 平成8 鉄筋コンクリート造     耐震改修不要
食堂 平成8 木造     耐震改修不要

耐震指標(Is値)

 建物がどのくらいの地震に耐えられるのかを表す指標です。
 耐震改修促進法の基準では、Is値0.6以上で耐震性能を満たすとされていますが、学校施設の補強基準については、Is値0.7以上を確保する必要があります。

耐震指標の目安

耐震指標の目安
Is値 耐震性能
0.3未満 大規模な地震に対し、倒壊・崩壊する危険性が高い
0.3以上0.6未満 大規模な地震に対し、倒壊・崩壊する危険性がある
0.6以上 大規模な地震に対し、倒壊・崩壊する危険性が低い

(注意)大規模な地震…震度6強から震度7程度の地震

耐震改修工事

耐震改修工事一覧
学校名 棟名 改修箇所 実施年度
白馬南小学校 本校舎 耐震壁、外階段補強、煙突撤去、ひび割れ補修 平成19年度
白馬北小学校 北校舎 耐震壁、耐震スリット、高架水槽CB壁補修、
ひび割れ補修、ベランダ手摺り補修、内壁垂壁改修
平成19年度

この記事に関するお問い合わせ先

教育課 教育係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-0738 ファックス:0261-85-0723
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更新日:2019年06月26日