令和7年度白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議を開催しました
令和7年度白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議 確認要旨
7月下旬から急速にナラ枯れ被害が発生したことを受け、8月28日(木曜日)に有識者、県、林業事業体を交えて令和7年度白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議を開催しました。
1.全てではないが、樹の中には在来種であるカシノナガキクイムシが生息しており、温暖化により活動が活発になること。
2.行政が中心となりナラ枯れ処理をしてきたが、公費を投入することには限界があること
3.全ての樹を処理することはできないため、村は公有管理地を中心に処理するが、民有地は住民や観光客等への影響を考慮し、ライフライン沿いを中心に処理すること。
4.被害が全村に広がりつつあるため、今後、伐倒くん蒸処理は効果が期待できないことから、伐採玉切り処理に移行すること。
5.真に守りたいナラに適切な時期に樹幹注入を行っていくこととする。ただし、樹幹注入したナラも状況によって枯れてしまうこともあることも念頭におく必要がある。
6.被害木の利活用を進めること。
7.被害木を薪として利用する場合は年内に割り、村内で消費すること。
8.過去に白馬村と同様のナラ枯れ被害のあった栄村では自然的に終息し、村では特に大きな対策をしていなかったこと。
9.ナラ枯れ被害が大きかった、どんぐり地区展望台付近のナラの植生が回復していること。
10.山林樹木等の所有者にリスク管理の啓蒙を行うこと。
11.所有者の管理を促すため、今年度より、「支障木伐採・森林病害虫防除補助金事業」創設したこと。

1R7ナラ枯れ防除対策会議要旨 (PDFファイル: 325.3KB)
2白馬村ナラ枯れ現地検証及び対策会議次第 (PDFファイル: 47.4KB)
3R7ナラ枯れ防除対策会議出席者名簿(白馬村) (PDFファイル: 67.1KB)
4資料1白馬村のナラ枯れ被害対策 (PDFファイル: 834.1KB)
5資料2口頭電話記録簿 (カシナガトラップ座間安全・安心推進会) (PDFファイル: 157.1KB)
6資料3座間市ナラ枯れ記事 (PDFファイル: 890.4KB)
7資料4白馬村森林整備計画(抜粋) (PDFファイル: 450.7KB)
8資料5白馬村ナラ枯れ被害エリア (PDFファイル: 785.9KB)
この記事に関するお問い合わせ先
農政課 林務係
〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-0766 ファックス:0261-72-7001
更新日:2025年09月01日