神城断層(塩島地表地震断層)
塩島地表地震断層
指定について
区分
村指定
天然記念物(地質鉱物)
指定年月日
令和6年5月23日
場所
白馬村大字北城
平成26年に発生した「長野県神城断層地震」は日本列島の中央部を横断している糸魚川静岡構造線の北部に位置する神城断層がずれたもので、過去にも地震の発生があったことは、発掘調査や歴史資料により記録されています。
今回のように地震によるずれの痕跡が地表面に現れ、観察できる場所は珍しく、過去にも糸魚川静岡構造線断層活動により観察され記録された例はありません。地震による痕跡の大半は復旧され消えてしまう中で、当時の地震の激しさを物語り、規模の大きさを目の当たりにできる唯一の地表地震断層として大変希少です。また、地表地震断層が「見やすい場所に」「わかりやすい状態」で残されていることから、白馬村内外の人々が容易に訪れることができるため、防災教育の拠点としての役割を担うことができます。
震災直後の農地の隆起

震災直後の村道の隆起
文化財指定した場所
文化財指定した場所
更新日:2024年06月13日