銅製御正体(弘安9年銘)

銅製御正体2面

指定について

区分

長野県宝

指定年月日

昭和52年3月31日

場所

白馬村大字神城三日市場

 

三日市場神明社が所有しているもので、菩薩形と大日如来形の2面あり、共に檜材円形の板を銅板で覆い、更に周縁を銅板で覆った鏡板に銅造仏像と、その左右に宝瓶、その上に天蓋を置き、2個の銅製釣手を上下左右に付しています。
大きさは、直径20センチメートル程で弘安9年代のものです。

2面とも、裏面には「大明神御正体・弘安九年十二月廿二日・願主比丘尼妙法」と墨書されています。

神明社は諏訪社として併存しているが大日如来形は神明社祭神の本地仏で、菩薩形は諏訪社の本地仏普賢菩薩と考えられています。

御正体1

金剛界大日如来

御正体2

菩薩形坐像

備考

2面

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更新日:2023年12月21日